『ハンドレッドライン(ハンドラ)』大型無料アプデ第一弾発表、周回要素テコ入れへ。朝晩チャイムスキップ可に、バトルスキップのカバー範囲も広がる
アニプレックスは5月28日、『HUNDRED LINE -最終防衛学園-』にて実施予定の第1弾アップデートの詳細などを発表した。

アニプレックスは5月28日、『HUNDRED LINE -最終防衛学園-』にて実施予定の第1弾アップデートの詳細などを発表した。あわせてアコレードトレーラーも公開されている。
『HUNDRED LINE -最終防衛学園-』は“極限”と“絶望”のADV+SRPGだ。舞台となる最終防衛学園に集められた15人の少年少女が繰り広げる、100日間の防衛戦が描かれる。パブリッシャーはアニプレックスで、『ダンガンロンパ』シリーズ主要開発者が独立して設立したトゥーキョーゲームスと、メディアビジョンが開発を担当する。

本作の主人公・澄野拓海は、普通の高校生だ。拓海は住居がすべて団地で構成された市街地「東京団地」で、家族や幼馴染のカルアと共に、平凡な日常を過ごしていた。しかしある時、東京団地に正体不明の襲撃者が現れる。とあることをきっかけに意識を失う拓海。彼が目を覚ますと、消えない炎に包まれた最終防衛学園へとやってきていた。特別防衛隊に任命された15人の学生が、正体不明の敵「侵校生(しんこうせい)」から学園を100日間守り抜く、絶望に染められた学園生活が繰り広げられる。
本作は4月24日にPC(Steam)およびNintendo Switchにて発売。高い評価を得ており、本稿執筆時点でのSteamユーザーレビューでは約3900件中89%が好評とする「非常に好評」ステータスとなっている。メディアレビューも上々で、レビュー集積サイトMetarcriticではメタスコア85点を獲得。そうした評判を受けて今回はメディアのコメントを盛り込んだアコレードトレーラーが公開された。
そんな本作は、ネタバレなしで感想を伝えることが難しい(関連記事)。この作風を逆手にとってか、「ネタバレ、ダメ絶対!感想投稿キャンペーン」なる様子のおかしいキャンペーンが実施されるという。特設ページを経由して感想をXに投稿すると、なんとネタバレと判断された箇所が別の単語に変換された状態で投稿されるそうだ。本作らしい奇妙な施策となっており、SNS上がどのような感想で溢れるのかは注目される。特設ページ上ではネタバレが変換される前の投稿内容をチェックできるそうなので、プレイ済みの場合は特設ページで確認するのもいいだろう
なおX上でハッシュタグ「#ハンドラ感想」をつけた投稿の中から、抽選でプレゼントも実施。本作の新作グッズとなる、キャラクター別セット(全15種)が各1セットずつ計15名に贈呈される。キャンペーン期間は5月30日18時から6月13日23時59分までとなっている。
ちなみにネタバレが含まれていなければ特設ページを経由せずに行った投稿も抽選対象となるそうだ。ただし感想を投稿する際には、公式サイトに掲載されているネタバレ禁止レギュレーションに従って投稿してほしいことが改めて伝えられている。
このほか寄せられたフィードバックをもとにした、第1弾アップデート予定についても告知。以下の調整が予定されている:
・一部ルートについて、1度クリアしたバトルに類似したバトルをスキップ可能にする
・朝晩のチャイムの画面演出をスキップ可能にする
・ムービーをスキップする際のボタン押下時間を短くする
・「Chapter00_1-100」のバトル内容の改善
・不具合修正
バトルや演出のスキップなどが実装され、よりスムーズに攻略を進められるだろう。アップデート後に改めてエンディング100個のコンプリートを目指してみるのもいいかもしれない。アップデートの配信日は公式サイトで案内される見込み。また第2弾以降のアップデートについても後日発表されるそうだ。
発売後さっそく高い評価が寄せられている本作。アップデートによるブラッシュアップや“ネタバレなしの感想”投稿キャンペーンなどが予定されており、今後の盛り上がりも注目されるところだろう。
『HUNDRED LINE -最終防衛学園-』はPC(Steam)およびNintendo Switch向けに発売中だ。体験版も配信中である。