絶望の学園防衛SLG+ADV『HUNDRED LINE -最終防衛学園-』Steamにて体験版公開。物語の7日目までが、一足先にプレイ可能
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アニプレックスは2月19日、『HUNDRED LINE -最終防衛学園-』の体験版をSteamにて公開した。同作はNintendo Switch/PC(Steam)向けに、4月24日発売予定。体験版は製品版へのセーブデータ引き継ぎに対応しており、最初の7日間がプレイ可能となっている。
『HUNDRED LINE -最終防衛学園-』は、最終防衛学園に集められた15人の少年少女が100日間の防衛戦を繰り広げる、“極限”と“絶望”のADVである。本作の主人公・澄野拓海は、住居がすべて団地で構成された市街地「東京団地」で暮らす、極普通の高校生だ。彼は家族や幼馴染のカルアと共に、平凡な日常を過ごしていた。
しかしある時、東京団地に正体不明の襲撃者が現れる。町が燃え盛り、化け物が襲ってくる中、主人公は司令官を自称するマスコットから我駆力刀(がくりょくとう)を受け取る。彼はカルアを守るため、SIREIに言われるまま刀を心臓へ突き立てるのだった。澄野拓海が目を覚ますと、人類滅亡を守る砦であり、東京団地の外に存在する謎の学園「最終防衛学園」へとやってきていた。主人公を含めた15人の少年少女は、特別防衛隊として消えない炎に包まれた学園を守ることになる。15人の生徒たちが異能の力を駆使して謎の敵と戦う、100日間の戦争が繰り広げられる。
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最終防衛学園を守る戦いは、大きくADVとSRPGとして展開される。SRPGパートでは、学園に迫りくる脅威「侵校生」に、異能の力「我駆力」を駆使して立ち向かっていく。各生徒は、それぞれ特異科目と呼ばれる特性をもっている。状態異常に的に対して攻撃力アップ、疲労状態で技が変化など、それぞれの特性を活かして戦っていくのだ。システム面では、本作では生徒たちは一度行動すると疲労状態となり、移動範囲が制限されるものの、同一ターン内に何度も行動可能。ゲージを消費する「我駆力向上」や、 強力な大技「我駆力必殺」、命を賭して放つ「決死必殺」なども用意されており、激しい戦いが待っているようだ。
また戦いや物語の間には、自由行動で学生兵器の強化や仲間との交流が可能。歩数カードを使って移動する探索では、素材が収集可能となっており、集めた素材で仲間へのプレゼントが作成できるそうだ。そのほか、マルチエンディングが採用されている点も特徴だろう。なお本作はトゥーキョーゲームが企画、メディア・ビジョンが開発を担当している。
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Steamにて公開された体験版では、本作で描かれる100日間のうち、プロローグから7日目までの内容がプレイできる。ガイドラインに沿ってネタバレがある旨などを記載すれば、体験版全編が自由に配信/投稿可能。今回の体験版は、製品版へのセーブデータ引き継ぎにも対応している。ゲーム序盤の7日目までの内容が、製品版よりも一足早く自由にプレイできるわけだ。なおNintendo Switch向けの体験版は、後日配信予定となっている。
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体験版公開にあわせて、本作のシナリオおよびディレクションを務める小高和剛氏と打越鋼太郎氏からメッセージが公開されている。そのほか、「特防隊前日譚FILE03 雫原比留子の初陣」が、Steam版でも予約特典として配布決定。X(旧Twitter)上での体験版配信開始を記念した感想投稿キャンペーンなども実施中おこなわれている。
『HUNDRED LINE -最終防衛学園-』の体験版は、PC(Steam)向けに配信中だ。また本作はNintendo Switch/PC(Steam)向けに4月24日発売予定。通常版は税込7700円。デジタルデラックスエディションは税込9900円で、サウンドトラックとアートブックが付属する。