「人間の怖さ」を描くホラーゲーム『Uncanny Tales: 1992』発表。子どもの失踪事件が起こるソ連の田舎町で描かれる、日常に潜む恐怖
VYASTUDIOは4月25日、『Uncanny Tales: 1992』を発表した。ソ連の小さな町を舞台とする、一人称視点型ホラーゲームだ。

インディースタジオのVYASTUDIOは4月25日、エピソード式ホラーゲーム『Uncanny Tales: 1992』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。Steamストアページ表記によると、ゲーム内インターフェイスは日本語表示に対応する予定。
『Uncanny Tales: 1992』は一人称視点で描かれるホラーゲーム『Uncanny Tales』シリーズの2作目だ。舞台は1992年秋のソビエト連邦。主人公の14歳の少年アントンは両親と共に小さな町へと引っ越すことになる。新たな町では子供の失踪事件が相次いでおり、アントン少年は見知らぬ家や人通りのなくなった通りを歩くうちに、なにか奇妙なことが発生していることに気づく。祖母のアパートに一人残されたアントンは不気味な町を舞台に、少しずつ事件の全容を明らかにしていく。

本作を手がけるのはVYASTUDIO。今年4月17日に『Uncanny Tales: Cold Road』をリリースしたばかりのデベロッパーだ。同作を皮切りに『Uncanny Tales』シリーズを展開していくようで、早くも第2作が発表されたかたち。本シリーズは、モンスターや超常現象ではなく、人間そのものが恐ろしい存在であることを描く、エピソード式のゲームシリーズとして構想されているそうだ。各エピソードはありふれた風景の中に潜む、日常的な恐怖というテーマをもつことが謳われている。。
なお前作『Uncanny Tales: Cold Road』は、本稿執筆時点でレビュー30件中86%が好評とする「好評」ステータスを獲得。母数は少ないながらも一定の好評を得ており、第2作についても注目したい。

『Uncanny Tales: 1992』はPC(Steam)向けに配信予定。人間が恐ろしいというリアルな恐怖体験を経験してみたい人は、ぜひ本作をウィッシュリストに加えてみてはいかがだろうか。