廃金山ダウジング探索ホラー『TheDowsing』発表。ダウジングロッドが指し示す、金ではない何か

ステアシステムは7月15日、『TheDowsing(ダウジング)』のSteamストアページを公開した。ダウジングロッドを使って封鎖された金山を探索していく、一人称視点のホラーゲームである。

ステアシステムは7月15日、『TheDowsing(ダウジング)』のSteamストアページを公開した。同作はPC(Steam)向けにリリース予定。情報公開にあわせて、PVやスクリーンショットも公開されている。

『TheDowsing』は、ダウジングロッドを使って封鎖された金山を探索していく、一人称視点のホラーゲームである。本作の舞台では、ある金山が封鎖。理由は明かされていないものの、ニュースサイトの片隅でも金山が封鎖された旨が報じられていた。

本作で主人公は、何気なく眺めていたニュースによって金山の封鎖を知る。多くの富を生み出した山には、まだ金が眠っているかもしれない。そんなアイデアに取り憑かれた主人公は、ダウジングロッドを手に封鎖された金山へ出発する。一攫千金の夢を追った主人公は、なんと金を発見。さらに進めば進むほど金は見つかり、夢は膨らんでいく。しかし金山には、言葉にできない不自然さがあった。見えないはずモノや、聞こえないはずの音。ダウジングロッドの示す金以外のなにか。金山はなぜ封鎖されたのか。夢を追って封鎖された金山へ足を踏み入れた主人公は、地下世界での恐怖に対峙することになる。

金山にやってきた主人公は、持参したダウジングロッドを頼りに金山を進んでいく。動画やスクリーンショットには、主人公が坑道を進んでいく様子や、ダウジングロッドが反応を示すシーンなどが登場。ダウジングロッドのわずかな反応を頼りに、金を探すのだろう。また本作ストアページ上では大きく金山が揺れる場面や、洋風の室内を進む画面も確認できる。金を求めてやってきた主人公は、いったいなにを掘り当ててしまうのだろうか。プレイ時間は60分程度。地下世界での緊張感や不気味さが、1時間ほどで描かれるようだ。

本作は、国内のゲーム開発会社ステアシステムが手がけている。同社は『FREEDOM WARS Remastered』へのプログラム協力や、『GRANBLUE  FANTASY: Relink』『BIOHAZARD™ RE:4』への開発協力などをおこなってきた企業だ。自社タイトルとしては、『PANEL RABBIT』『TheLostWoods』などをリリース。2025年1月にリリースされた『TheLostWoods』では、Steamのユーザーレビュー13件中76%の好評率となっている。同作は『8番出口』などの影響を受けた森を舞台にしたゲームとなっており、プレイヤーからはホラー要素のない異変探しなどが一定の評価を受けていたようだ。

本作『TheDowsing』は、そんな同社による新作となる。本日ストアページと共に、PVやタイトルなどが公開されている。

『TheDowsing』は、PC(Steam)向けに開発中。ストアページ上では、2026年リリース予定となっている。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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