人気協力ホラー『R.E.P.O.』大型アプデの追加モンスター、さらにチラ見せ。不気味な笑みを浮かべる化物など実装近づく

semiworkは10月11日、『R.E.P.O.』の次回アップデート「Monster Update」にて実装される新たなモンスターの映像を一部公開した。

デベロッパーのsemiworkは10月11日、協力型ホラーゲーム『R.E.P.O.』の次回アップデート「Monster Update」にて実装される新たなモンスターの映像を一部公開した。また次回アップデートでは博物館マップにて新エリアが多数追加されるほか、既存マップすべてに固有のアイテムが追加実装されることが発表された。

『R.E.P.O.』は「物理演算ベース」の協力プレイ対応ホラーゲームだ。本作では重さや当たり判定など、ゲーム内のオブジェクトがすべて物理法則に従って動く。プレイヤーの目的は、廃墟から貴重品をなるべく多く持ち帰ること。ステージに点在する貴重品にはそれぞれ価値がついており、落としたりぶつけたりすると、その数値がどんどん減ってしまう。プレイヤーは廃墟に蔓延るモンスターたちから逃げるか相対しながら、貴重品を集めて慎重に運ばなければならない。

本作を手がけるsemiworkは10月11日、次回の大型アップデート「Monster Update」に関する新情報をYouTubeに投稿した。動画内では新たに複数のモンスターの姿を確認することができる。

投稿された動画の7分頃からは、「Secret Tape」という名前で記録されたカセットテープの映像が流されており、複数の新モンスターの姿を確認することができる。まず映し出されたのは両手を広げてプレイヤーに襲い掛かる姿を見せる大型モンスターだ。既存モンスターのRobeを彷彿とさせる姿だが、その顔には大きくゆがんだ笑みを浮かべている。またモンスターから距離を取った映像では、頭部が胴体から離れているようにも見える。続いて鮮明に映し出されたのは、宇宙人のような大きな頭部をもつモンスター。頭にリボンをつけているように見えるが、体格や攻撃モーションなど、ほか一切の情報は明かされていない。そして最後に映された映像にはブラーがかかっており判別が難しいものの、大きな手と長い指が垣間見え、それを動かしながら空中移動しているモンスターのようだ。

なお動画本編では開発チームによる「モンスター開発秘話」が明かされている。それによると、新モンスターを開発するにあたって大事にしていることは「怖さ」と「ユニークさ」といった要素だという。暗闇のなかで怖く、また音が特徴的であることもキャラクターデザインとして重要視しているとのこと。敵それぞれが独特なデザインをもち、プレイヤーが何度あっても面白いような設計を心がけているとのことだ。動画内でモンスターの新ギミックなどは明らかにされていないものの、ハロウィンにふさわしい恐ろしいモンスターたちが勢ぞろいしそうだ。

また次回アプデにおいては、博物館マップに新エリアが実装されるとのこと。キャンプファイヤーのあるエリアや木々が多い茂ったエリア、墜落したヘリコプターが確認できるエリアなど、新たに探索できる部屋が複数実装されるようだ。さらに全マップにおいて、マップ固有の新たな貴重品が複数個実装されることも明かされた。新実装される貴重品のなかには特殊なギミックを搭載したものもあるようで、開発チームは一例として貴重品の「フラッシュライト」を紹介している。プレイヤーはデフォルトでライトを所持しているが、フラッシュライトはそれよりも遠くを照らすことができるメリットなどがあるようだ。

開発チームはYouTubeにて小まめに新着情報を発表しており、以前の投稿では「壁登り」などの新アクションやプレイヤー死亡後の移動アビリティ追加など、本作のプレイスタイルを大きく変える内容も発表している(関連記事1関連記事2)。次回の大型アプデ「Monster Update」は10月31日に配信が予定されている。モンスターが複数追加され、プレイヤーの遊べる幅が大きく広がる次回アップデートの更なる新情報に注目したい。

『R.E.P.O.』は、PC(Steam)向けに早期アクセスとして配信中だ。

Mayo Kawano
Mayo Kawano

豪州在住の薬剤師およびにゲーム翻訳者。サバイバルクラフトゲームを主食として、ステルスゲームはデザートとする。

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