ホラー風・残飯味わい脱出ゲーム『MOTTAINAI GHOST』Steamにてお披露目。食べ物の怨念が押し寄せる、“もったいない精神”テーマの爆食いアドベンチャー

せをはやみ氏およびはwoof株式会社は4月9日、『MOTTAINAI GHOST』のSteamストアページを公開した。ホラー風味な探索型爆食いアドベンチャーゲームだ。

せをはやみ氏およびはwoof株式会社は4月9日、『MOTTAINAI GHOST』のSteamストアページを公開した。同ストアページによると、同作はPC(Steam)向けに2025年7月リリース予定。スクリーンショットや概要などが公開されている。

『MOTTAINAI GHOST』は、残飯を食べながらマンションからの脱出を目指す、ホラー風味な探索型爆食いアドベンチャーゲームだ。本作の主人公は、民泊で一儲けしようと考え、中古マンションを購入する。しかし営業を始めたところ、なぜか宿泊客が次々に失踪してしまう。主人公は、宿泊客失踪の原因を突き止めるべく探索を開始。異常事態の裏側には、残飯たちの怨念が潜んでいたようだ。「MOTTAINAI」の精神をテーマに、日本の民間伝承を現代ホラー風に再構築したという、MOTTAINAI GHOSTとの戦いが繰り広げられる。

主人公は残飯を食べることで、MOTTAINAI GHOSTの徘徊するマンションからの脱出を目指すようだ。本作では主人公のやってきた中古マンション内に、MOTTAINAI GHOSTが徘徊している。MOTTAINAI GHOSTに捕まるとゲームオーバーになるため、行動が重要とされている。

また本作では主人公の前に、残飯が立ちはだかるという。詳細は不明ながら、残飯を食べると胃のレベルが上昇し、より大きな残飯が食べられるようになる。効率の良い胃のレベルアップが、脱出の鍵とされている。本作で主人公は、MOTTAINAI GHOSTに捕まらないように気をつけながら、マンションを探索してアイテムやメモを入手。物語の真相へ迫りつつ、残飯を食べて脱出しようとするのだろう。

システム面では、本作では嗅覚や視覚など、五感の強化アイテムが存在。オートマッピング機能も用意されており、道に迷いにくいようになっているそうだ。

ストアページによると、本作はwoof株式会社およびせをはやみ氏が手がけているようだ。woof株式会社は、東京都に拠点のあるゲーム開発会社。公式サイトによると、『コロコロハーリィ』『しんりゃく!スシキャット』などに携わってきた。

またせをはやみ氏は、『Ichima-san(いちまさん)』『百獣エスケープ』などを手がけてきたゲーム開発者である。前作『Ichima-san(いちまさん)』では、記事執筆時点でSteamのユーザーレビュー47件中100%の好評を獲得。同作では、ホラー風味の世界観を舞台に市松人形が空き巣を撃退する、ユーモアのあるゲームプレイなどが評価につながっていた。本作もホラー風のアドベンチャーゲームとなっており、好評を博した前作同様、笑える内容に期待できるかもしれない。

『MOTTAINAI GHOST』は、PC(Steam)向けに2025年7月リリース予定だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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