和風・幽霊調査ホラーCo-op『Blessed Curse』発表。最大4人プレイ対応、マンションや学校などに潜む霊体をツールを駆使して特定する


デベロッパーのTricky Wispersは9月10日、和風幽霊調査ゲーム『Blessed Curse』を発表した。対応プラットフォームPC(Steam)で、早期アクセスにて配信される予定だ。

『Blessed Curse』は最大4人協力プレイ対応の幽霊調査ホラーゲームだ。プレイヤーは調査員となり、日本各地に点在するいわくつきの施設を調査。ツールなどを使用し、施設に巣食う霊体の種類を特定することを目的とする。Steamストアページに公開されている映像からは学校教室やマンションなどがロケーションとしてお披露目されており、馴染み深い和風ロケーションで除霊をおこなうことになるのだろう。

なお『Blessed Curse』においては「生成般若」や「中成般若」など、般若をモチーフにした霊体が多く登場するようだ。それぞれの般若はアビリティや特性、性格などに差があるという。マップ生成時に、どの般若が出現するかはランダムとなっている。そのため、プレイヤーは調査用アイテムなどを使用しながら、般若の種類を特定することを目的とする。

Tricky Wispersの公式Xポストやストアページに公開されたスクリーンショットからは、使用できる道具の一部を確認することができる。ラジオなどのアイテムのほかにも、灯篭や狛犬など、用途は不明だが、和をモチーフとした道具も登場するようだ。またカスタムで難易度調整が可能となっている様子。般若の危険度を極限まで高めることで、手に汗握る幽霊調査を体験することができるだろう。


『Blessed Curse』は、早期アクセスでの配信開始を予定している。配信時期は未定ながら、本作は2026年の完成を目途に開発を続けていく予定のようだ。早期アクセス配信開始直後においては、ゲームプレイの最適化に努めるとのこと。新マップや新たな霊体の追加は、ゲームの安定性が向上してから、随時追加していく予定とのことだ。また本作は完成までにグラフィックの向上、霊体を特定したあとの追加ゲームプレイなども追加される見込み。なお、正式リリース版においては価格改定を予定しているとのことで、早期アクセス期間中はプレイヤーからの意見を募りながら開発していくようだ。

本作を手がけるTricky Wispersは、スウェーデンに拠点を構えるスタジオだ。Therese氏とChristoffer氏をメインに制作が進められているとのこと。公式Xアカウントによると、両氏は日本のホラー映画のみならず、韓国ホラー映画「箪笥」なども好んでいるとのこと。アジアホラー好き開発者によって制作されているようで、迫り来るホラー演出などにも期待が持てそうだ。


『Blessed Curse』はPC(Steam)にて、早期アクセス開始予定。馴染み深いロケーションで、仲間と協力し合いながら、般若の正体を特定したい人は本作をウィッシュリストに加えてみてはいかがだろうか。