学校七不思議ホラー『アパシー 鳴神学園霊怪記~旧校舎の怪異~』12月25日配信へ。“実況プレイ用”に制作された話題作、Nintendo Switchで誰でも遊べるように

メビウスは12月19日、『アパシー 鳴神学園霊怪記~旧校舎の怪異~』を12月25日に配信すると告知した。

株式会社メビウスは12月19日、『アパシー 鳴神学園霊怪記~旧校舎の怪異~』を12月25日に配信すると告知した。対応プラットフォームはNintendo Switchで、価格は税込1980円。『アパシー 稲葉百万鉄in鳴神学園霊怪記』をベースに、グラフィックや音楽は変更されているという。

『アパシー 鳴神学園霊怪記~旧校舎の怪異~』は、行方不明となった一年生を探すうちに隠された真実に気づいてしまう、『アパシー』シリーズのホラーアドベンチャーゲームである。本作の世界では、文武両道の名門校である鳴神学園の新聞部が、学校の七不思議特集を企画していた。しかし七不思議の集会後、企画に参加していた一年生の坂上修一が行方不明になったという噂が流れるようになる。

本作の主人公は、そんな鳴神学園に通う高校生だ。本作で主人公は、周回に参加した七不思議の語り部たちから、当日の様子を聞いていく。そうやって調査をする中で、情報が浮かび上がり、隠された真実に気づいてしまうという。果たして坂上修一は本当に行方不明なのか。鳴神学園にまつわる新たな恐怖が繰り広げられる。

坂上修一が行方不明になったという噂に関連したストーリーは、ホラーアドベンチャーゲームとして描かれる。プレスリリースによると、本作のゲームプレイでは基本的に物語を読み進めていくかたちで展開されるという。途中で出現する選択肢によって物語が変化。オーソドックスなノベルゲーム形式で、ゲームが進行するのだろう。要素としては、本作では主人公の名前が設定可能。キャラクターは男子生徒固定ではあるものの、好きな名前をつけて遊べるようだ。

本作は、飯島多紀哉氏が代表を務める株式会社シャノンが開発している。同氏は、『学校であった怖い話』『BURAI』などに携わってきたベテランクリエイター。同氏による創作同心サークル「七転び八転がり」からの発表も含めて、『学校であった怖い話』シリーズに端を発する『アパシー』シリーズも多数制作してきた。

本作『アパシー 鳴神学園霊怪記~旧校舎の怪異~』は、『アパシー 稲葉百万鉄in鳴神学園霊怪記』用のシナリオをベースとした作品だという。『アパシー 稲葉百万鉄in鳴神学園霊怪記』は飯島多紀哉氏が、2名のゲーム実況者集団「西美濃八十八人衆」の1人として活動する稲葉百万鉄さんとのコラボレーションとして制作した作品だ。同作は実況プレイ用とされており、2023年に稲葉百万鉄さんのゲーム実況動画として公開。後に自分でも遊びたいという声を受けて、ゲームとして期間限定で発売されていた。

飯島多紀哉氏の12月19日のポストによると、本作『アパシー 鳴神学園霊怪記~旧校舎の怪異~』は、『アパシー 稲葉百万鉄in鳴神学園霊怪記』をもとに制作。あえてシナリオの修正はおこなわず、グラフィックや音楽は変更されているそうだ。『アパシー 稲葉百万鉄in鳴神学園霊怪記』の誰でも遊べるバージョンとなるのだろう。

『アパシー 鳴神学園霊怪記~旧校舎の怪異~』はNintendo Switch向けに、通常価格税込1980円で12月25日発売予定だ。

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Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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