コンビニ夜勤サイコホラー『Corner Shop: NightShift』Steam無料デモ版に大型アプデ到来。「怪物」も出てくる極限深夜労働、お薬で正気を保つ
PlayWayは10月28日、コンビニ夜勤ホラーゲーム『Corner Shop: NightShift』のデモ版に向けて大型アップデートを実施した。

パブリッシャーのPlayWayは10月28日、Live Motion Gamesが手がける『Corner Shop: NightShift』のデモ版に向けて大型アップデートを実施した。本作の対応プラットフォームはPC(Steam)で、日本語表示にも対応予定。デモ版も日本語表示に対応している。
『Corner Shop: NightShift』は一人称視点のホラーアドベンチャーゲームだ。寂れたコンビニエンスストアを舞台に、主人公のアダム・キャラハンとして業務をこなすことになる。アダムは妻を失い、娘が保護下に置かれたことで孤独な日々を送っていた。失意の底にある中でも親としての生活能力があることを証明するため、コンビニでの夜勤をこなすのだ。

プレイヤーはアダムとして棚の補充や床掃除、レジうちといったコンビニの仕事をこなしていく。店のアップグレードも可能で、新しいアラームや動く監視カメラ、強固な鍵などを導入できるという。一方で勤務中には停電したり突如アラームが鳴ったり、怪物が店内に現れたりと、トラブルも発生。妄想と現実の境目もあいまいな状態で薬の力も借りつつ正気を保ち、職を失わないように粘り続けることになる。
本作は7月から9月にかけて期間限定のデモ版が配信。フィードバックを受けてスロットマシンが実装されたほか、薬やコーヒーを飲んで精神状態・体力を回復できるシステムや、店内の清潔感を保って追加のチップをもらえるシステムなども導入された。デモ版配信終了後も倉庫の荷物を盗んでいく怪物など、新たな要素の開発がおこなわれてきた。


そして10月にはそうした新要素も含む新たなデモ版が公開。このたびは新デモ版に早くも大型アップデートが実施された格好だ。本アップデートでは新たなホラーイベントやエンカウントが導入され、毎晩の業務がさらに予測不可能に。荷物や箱の扱いについてはリワークもおこなわれ、作業の進捗バーなどが実装された。またNPC「吊られた男(Hanged Man)」が店内を徘徊するようになっているとのこと。一方でバランス調整のため、自宅と店舗のアップグレード要素については一時的に無効化されているそうだ。
本作を手がけるのはポーランドに拠点を置くLive Motion Games。過去にはチェルノブイリ原発事故後の除染作業を題材にしたゲーム『Chornobyl Liquidators』などを手がけてきた。今回も、一風変わったシミュレーション要素を組み合わせた物語性のあるゲームが打ち出されるかたちだ。デモ版にてフィードバックを集めながらじっくりと開発されてきた様子もうかがえ、リリースに向けた続報にも注目したい。
『Corner Shop: NightShift』はPC(Steam)向けに開発中。ストアページにてデモ版が配信されている。




