事故物件監視カメラホラー『日本事故物件監視協会』8月15日発売へ。深夜のいわくつき物件見張り員、異常を見逃してはいけない

Loxarcは8月13日、『日本事故物件監視協会』を8月15日に発売すると発表した。

デベロッパーのLoxarcは8月13日、『日本事故物件監視協会』を8月15日に発売すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/iOS/Android。

本作は、事故物件をカメラで監視するゲームだ。プレイヤーは「日本事故物件監視協会(Japan Stigmatized Property・JSP)」なる団体の監視員となり、発生した何らかの異常を発見して報告することになる。

『日本事故物件監視協会』にてプレイヤーは、監視カメラを通して事故物件の監視をおこなう。事故物件とは、何らかの理由によりそこで人が死亡し、次の入居者に精神的な負担がかかるおそれのある、いわくつきの物件のことだ。本作にて監視対象となる物件はあわせて4つあり、それぞれ日本国内に実在するという設定だ。それぞれ事故物件となった由来からか、異常が発生することがあるという。

事故物件の屋内や屋外には複数の監視カメラが設置されており、切り替えながら監視することになるようだ。プレイヤーは午前0時から5時まで監視をおこない、何か異常を発見したら報告する。例としては、家具の移動や物体の消失・出現、照明の異常、オーブの浮遊、壁の血痕、映像のノイズ、人影や霊体の侵入などさまざま。カメラには通常の映像と暗視映像を切り替える機能も用意されており、どちらかでしか視認できない異常もあるそうだ。また想像を超える“何か”が発生する場合もあるという。

なお本作では、報告漏れや報告ミスを繰り返すと業務失敗となってしまう。異常はプレイするたびにランダムで発生し、難易度は「通常」と「特別手当付き」から選択可能だ。ちなみに実況・配信しながらの業務も大歓迎とのことだ。

本作は7月25日に発表。特徴的な作風のほか、たとえば公式サイトが「一般社団法人 日本事故物件監視協会」のサイトとして公開されていたり、時給付きで求人情報が示されていたりと、妙に現実味のある宣伝手法でも注目を浴びていた。今回そんな本作が8月15日に配信されることが発表。新たに公開されたトレイラーでは映像内で13個の異常が発生しているそうで、挑戦してみるとゲーム内での異常探しの一端を味わえることだろう。


本作の開発元Loxarcは、東京に拠点を置くゲーム開発会社だ。Cygamesの元スタッフらによって設立され、これまでには『臓器ゲーム-MergePuzzle-』や『Hammer Frenzy』などカジュアルなゲームを中心に展開。一方で本作『日本事故物件監視協会』は、先述した公式サイトを通じた世界観構築を含め、挑戦的な作品となりそうだ。

日本事故物件監視協会』は、PC(Steam)/iOS/Android向けに開発中。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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