“正義orゴシップ”ジャーナリズムRPG『Hopetown』発表。『Disco Elysium』の精神的後継作を掲げる、腐敗都市ジャーナリスト物語
デベロッパーのLongdueは1月24日、『Hopetown』を発表した。対応プラットフォームや発売日などは不明。本作については、近日クラウドファンディングがおこなわれると告知されている。
『Hopetown』はRPGだ。本作は再建か破綻かで揺れる鉱山都市が舞台。ある日鉱山都市では事件が起き、死者や行方不明者が続出。採掘作業も中止してしまっている。一方で主人公は裕福な家の生まれであるものの、スキャンダルで一族を追放された過去があるそうだ。プレイヤーはジャーナリストとして動き出す主人公として、都市の腐敗や真実を暴き、明らかにすることになるようだ。
情報を調べていくにあたっては、情報を捻じ曲げることもできるとのこと。真実を明らかにするジャーナリストになるか、主観で伝える内容を恣意的に操るかを選べる模様。プレイヤーの選択によって、物語の行く末も変わっていくのだろう。
また本作では「the psychogeography system(心理地理学システム)」なるシステムが導入されているとのこと。公式ページでの説明では、会話や記憶、感情を通じて、人間関係が再構築されていくとしている。ジャーナリストとして調査した事実を取捨選択する以外にも、キャラクターとの会話によってストーリーや関係が構築されていくようだ。
『Hopetown』を手がけるLongdueは、2024年10月頃に設立が伝えられたゲーム開発スタジオだ。本作は同スタジオのデビュー作となり、『Disco Elysium』の追加開発に携わったThe Knights of Unity(現・The Knights of U)を率いるPiotr Sobolewski氏とともに制作が進められているとのこと。また『Disco Elysium』の精神的後継作と標榜されている。
なお本作については、近日中にクラウドファンディングキャンペーンを実施すると発表されている。すでに事前登録の案内もおこなわれており、登録者向けにはクラウドファンディング開始の知らせなどが届けられるそうだ。X上には公式アカウントも開設されているため、スクリーンショットやトレイラーなどの情報公開も注目されるところだろう。
『Hopetown』は現在開発中だ。