サンリオキャラと交流・冒険ゲーム『Hello Kitty Island Adventure』売上50万本達成。発売1年半遅れのSwitch/Steam版、売れ行き快調

デベロッパーのSunblinkは3月12日、『Hello Kitty Island Adventure』について、累計売上本数が50万本を超えたと発表した。本作は今年1月30日にPC(Steam)/Nintendo Switch版がリリースされ、そこから30日での記録達成とのことだ。
『Hello Kitty Island Adventure』はサンリオのキャラクターが登場する。オープンワールドアドベンチャーだ。本作の舞台となるのは、不思議な島「フレンドシップ・アイランド」。プレイヤーは自分好みのアバターを作成して島を探索し、この島の秘密を解き明かす。閉鎖されたテーマパークを修復したり、おいしい料理をつくったりしつつ、のんびりと冒険を進めるのだ。サンリオのキャラクターたちと友達になることもできる。なお本作はソロプレイのほか2人プレイにも対応し、協力して島を冒険可能。クリアには関わらないものの、2人プレイ専用のクエストも存在する。
島に登場するサンリオキャラクターは、ハローキティをはじめとして、クロミやシナモロール、バッドばつ丸、マイメロディなど40種類以上が登場する。ハローキティのカフェ開店を手伝ったり、バッドばつ丸と釣りを学んだりと、依頼をこなして交流するのだ。クエストを完了したり探索において宝箱を見つけたりすれば、プレイヤーアバターの服も手に入れられる。さらに、島にある家をコーディネートする要素として、家具も30種以上用意されている。

そんな本作が3月12日の発表にて、累計売上本数が50万本を突破したと明かされたかたち。本作はもともとApple Arcade向けに2023年7月配信。その後約1年半を経て、今年1月30日にPC(Steam)/Nintendo Switch版が発売された。売上本数50万本の記録は、PC(Steam)/Nintendo Switch版リリース後30日での達成となったようだ。
本作はApple Arcade版でも各種ゲームアワードでノミネート/入賞するほどの好評を博していたこともあってか、PC(Steam)/Nintendo Switch版もリリース後さっそく盛況を見せていた。Steam版ではピーク時のプレイヤー数が8393人を記録(SteamDB)。ユーザーレビューでも本稿執筆時点で約3400件中93%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。さまざまなキャラと交流できるところや、ゲームプレイにおける着せ替えや家の模様替えなどが評価されており、『どうぶつの森』シリーズになぞらえる感想もみられる。またクエストを攻略して進めるゲームサイクルの中では、誰でもスムーズに攻略できる親切な設計となっているところなども好評を博している。

本作は先述の通りSteamとNintendo Switchには後発の展開。さらに日本向けには税込6578円、米ドル向けには39.99ドルという強気の価格設定ながら、順調に売り上げているようだ。ゲームのクオリティの高さと、なによりサンリオキャラの人気も相まって、50万本の記録を達成したかたちだろう。
『Hello Kitty Island Adventure』は、PC(Steam)/Nintendo Switch向けに販売中。Apple Arcade加入者向けにも配信中だ。