終末都市ホラー探偵RPG『HEAVY AS STONE』発表。尖り人気パブリッシャーCRITICAL REFLEXが放つ、“死に戻り”ヤバめ都市探索
CRITICAL REFLEXは、ゲーム開発者のjøy氏が手がける『HEAVY AS STONE』を発表した。本作は小説「黄衣の王」に着想を得たとされる、ホラー調査RPGだ。

パブリッシャーのCRITICAL REFLEXは、ゲーム開発者のjøy氏が手がける『HEAVY AS STONE』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、ゲーム内は日本語表示に対応するようだ。
『HEAVY AS STONE』はロバート・W・チェンバースの「黄衣の王」に着想を得たとされるホラー調査RPGだ。舞台となるのは1920年代、禁酒法時代のアメリカのとある終末街。主人公はアツミス生命保険のエージェントとして、連続不審死を調査することとなる。なお主人公も「黄傷」と呼ばれる謎の病に冒されているといい、死の原因や、自身の病状などの詳細について解き明かしていくこととなるようだ。

終末街には小悪党や密売人、邪教徒といった脅威が立ちはだかる。公開されているゲーム内映像やスクリーンショットでは、路地裏や建物内といった場所で金槌を振り回したり、銃を手に取ったりする場面なども見受けられる。街の中で戦闘をおこなうこともあるのだろう。
そうして黄傷や不審死について調べていると、主人公の病状は悪化。幻覚や幻聴は進行していく。そのほか先述の戦闘要素などで、ゲーム内では主人公が死んでしまうこともある。ところが主人公は死んだ後にループを繰り返すことになるようだ。記憶を引き継ぎつつ時間は巻き戻るため、試行錯誤も重要になってくるだろう。なおストアページによれば、ループから戻ってくるたびに病が進行してくるとのことで、ループをしすぎると何らかのデメリットも発生する可能性はありそうだ。

本作を手がけるのはjøy氏。現在は兵庫県に在住しているとのこと。本作の開発は2020年頃に始まったといい、アートスタイルのテストとして手がけた探偵事務所ものからプロジェクトが始まったそうだ。そして「黄衣の王」などのホラー小説の要素を取り入れ、制作が進められていったとのこと。
そして2024年にはバーティカルスライス(部分的に絞って完成度を高めた試作)が完成。『Buckshot Roulette』『Mouthwashing』などを送りだしているCRITICAL REFLEXに本作を持ち込み、同社とパートナー契約を結ぶことができたという。
ちなみに現時点ではリリース時期は不明ながら、ゲームの詳細、開発ブログやティザーが数か月以内に公開されるとのこと。今年中には本作の続報も届けられるようで、詳細の公開も心待ちにされるところだ。
『HEAVY AS STONE』はPC(Steam)向けに開発中。リリース時期は未定だ。