海上都市づくりサバイバルシム『Havendock』4月22日正式リリースへ。漂流者を集めて街をどんどん巨大化、作業自動化もできる手軽め水上サバイバル

Pretty Soon/IndieArkは3月28日、『Havendock』を4月22日に正式リリースすると発表した。海上街づくりシミュレーションゲームだ。

パブリッシャーのPretty Soon/IndieArkは3月28日、『Havendock』を4月22日に正式リリースすると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、ゲーム内は日本語表示に対応している。

『Havendock』は海上街づくりシミュレーションゲームだ。本作ではプレイヤーは無人島に流れ着いた遭難者となり、拠点を建設。同じく流されてきた漂流者を迎え入れて、海上に都市を築いていく。


ゲームプレイではまずプレイヤーキャラクターを作成し、主人公を操作して資源を集めていく。主人公が流れ着いた無人島はとても小さいが、ときどき漂流物が流れ着き、またウッドデッキを拡張することで海上に建築スペースを作っていくことが可能。空腹や渇きといった欲求を満たしつつ、農耕や牧畜などを営んで自給自足を目指すことになる。

ゲームが進行すると新たな漂流者が到着し、作業を任せることが可能に。自動化しつつ住民の欲求に気を配り、研究を進めて都市を発展させていくことになる。技術が進むにつれて家のデコレーションなども可能になり、また船や潜水艦で探索できるようになるなど、さまざまな要素がアンロックされていく。そうして、自分好みの楽園都市を築き上げるのだ。

本作は2023年4月にSteamにて早期アクセス配信が開始された作品だ。Steamユーザーレビューでは、本稿執筆時点で約1170件中87%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得。水上にどんどん街を広げていくゲームプレイが好評を得ている。またサバイバル要素もありつつそれほどシビアではない、リラックスして遊べる作品として評価する声も寄せられている。

そんな『Havendock』が約2年の早期アクセス期間を経て、4月22日に正式リリースされる予定であることが発表された。バージョン1.0では、新たな島として「アストロノミーアイランド」が追加されるという。同島は先進的な技術をもつ島で、訪れることでさまざまなアイテムを入手可能とのこと。ドローンを手に入れることで、作業の自動化を進めることもできるそうだ。あわせてストーリーラインも追加され、ゲームのクリア条件も新たなものが実装されるという。

ちなみに本作はマルチプレイがテスト実装されていたが、開発元によるとバージョン1.0での正式実装は見送られたとのこと。開発元のYYZ Studioは個人で運営されており、新たなコンテンツの制作と並行してマルチプレイ機能を開発するのが困難だったためという。なお開発元は正式リリース後も本作の開発を続ける予定。マルチプレイも現時点では正式実装の予定はないが、将来的にふたたび開発に取り組む可能性はあるという。新たな島のアイデアもまだあるそうで、正式リリース後のさらなる展開も期待できそうだ。

『Havendock』はPC(Steam)向けに早期アクセス配信中。4月22日に正式リリース予定だ。価格は税込2300円で、ゲーム内は日本語表示に対応している。

Akihiro Sakurai
Akihiro Sakurai

気になったゲームは色々遊びますが、放っておくと延々とストラテジーゲームをやっています。でも一番好きなのはテンポの速い3Dアクションです

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