お化け屋敷タワーディフェンス『HauntedManager』8月6日リリースへ。おちゃめなお化けたちと一緒に、“ゴール不可能最怖ホラーハウス”を作る
魔女の脳は7月15日、『HauntedManager』を8月6日にSteamに向けてリリースすると告知。価格は800円~900円程度になるとのことだ。

サークル魔女の脳は7月15日、『HauntedManager』を8月6日にリリースすると告知した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、価格は800円から900円程度。発表にあわせて、ストアページも更新されている。
『HauntedManager』は、本物のお化けスタッフたちを使ってお客様を怖がらせる、お化け屋敷を運営するタワーディフェンスゲームである。本作で主人公は、支配人としてお化け屋敷を運営していく。しかしある理由から、生半可な恐怖ならお化け屋敷は即廃業することになってしまう。本物のお化けたちをスタッフに、絶対にゴールできない最怖お化け屋敷を運営する、タワーディフェンスが繰り広げられる。


本作ではお化け屋敷の運営が、タワーディフェンスゲームとして展開される。プレイヤーは、お化けのスタッフたちを施設内に配置。本物のお化けによってやってくるお客様を恐れ慄かせ、途中退場させる。タワーディフェンスにおける攻防が、ルールはそのまま舞台をお化け屋敷としたことで、恐怖心の駆け引きになっているわけだ。ただし本作では怖すぎてお客様が泣いてしまうと、ほかのお客様が興ざめしてしまう。誰かが泣いた際には、素早く出口まで誘導。最怖のお化け屋敷には、泣いてしまったお客様のケアも欠かせないのだろう。

本作のお化けスタッフとしては、おちゃめな本物の怪異たちが登場する。誰のドッペルゲンガーなのか自分でもわからない「ドッペルゲンガー」や、有名すぎて誰からも怖がられなくなった「ブラクラ」、本当は七尺しかないバスケが得意な「八尺」などが登場。本作では彼らを雇用/強化し、施設内に配置して誰もゴールできないお化け屋敷を作り上げていく。また本作では、まれに屋敷本殿からエリートお化けがいびりにやってくる。返り討ちにすると、エリートお化けも仲間にできるそうだ。プレイ時間は4時間から5時間程度で、イージーモードやとてもイージーモードも搭載。手書きのアニメーションも特徴とされている。

本作は、個人開発者Kyuko(旧古)氏によるサークル魔女の脳が手がけている。過去作としては、『タンサキ 片道の宇宙探索』をリリース。2024年4月にリリースされた前作『まどろみトラベル』では、記事執筆時点で16件93%の好評率となっている。プレイヤーからは、作中に流れる優しい雰囲気などが評価されているようだ。
本作『HauntedManager』は、2024年9月にSteamストアページが公開。2025年3月の体験版公開などを経て、開発が進められてきた。プレスリリースによると、Steamストアページ公開時点から、UIデザインが刷新され、ステージグラフィックが大規模アップデート。想定プレイ時間も倍増しているという。スクリーンショットを見る限りでは、体験版の内容よりもパワーアップしているように見える。ストアページ公開時点からさらにブラッシュアップされた内容に期待したい。
『HauntedManager』は、PC(Steam)向けに8月6日リリース予定。価格は800円から900円程度になるそうだ。