サイバー斬撃&メカアクション『Haneda Girl』正式発表。高評価作『Narita Boy』開発元が手がける、女性剣士&戦闘ロボ切り替え放題アクション


デベロッパーのStudio Kobaは9月10日、アクションゲーム『Haneda Girl』を正式発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、配信時期は未定。ストアページによると、ゲーム内は日本語表示に対応するようだ。

本作は、2021年にリリースされ高い評価を得たアクションゲーム『Narita Boy』のスピンオフ作品だ。2022年に開発中であることが報告され、今回正式に披露された。


『Haneda Girl』の舞台となる世界Data Empireでは、Hackernautsなる勢力による侵略を受けているという。そこで主人公のHanedaは、戦闘ロボットM.O.T.H.E.Rと共に、Data Empireを解放するため戦う。

本作では、HanedaとM.O.T.H.E.Rがプレイアブルキャラクターとなり、自由に切り替えてプレイ可能。HanedaはKenChanと呼ばれる光の刀を武器とし、一方のM.O.T.H.E.Rはマシンガンを装備している。Hanedaではスピード感あるアクションを楽しめるが、敵の攻撃を一度受けただけでやられてしまう。

本作のゲームプレイは、カジュアルに楽しみたいプレイヤーと、スピードランに挑むような熟練プレイヤーのどちらにも対応するようデザインされているとのこと。基本的には、Hanedaでガンガン進んだり、難所はM.O.T.H.E.Rに切り替えて突破したりと、臨機応変に対応することが求められるのだろう。

 


開発元からは本作のリプレイ性の高さもアピールされており、高難易度のゲームプレイとなる模様。ステージ選択画面では、過去の挑戦時の死亡回数がカウントされ表示される。また、ステージにおいては多種多様な攻略手段が用意されるとのこと。自身の失敗から学び繰り返し挑戦するなかで、さまざまな攻略法を試すゲームプレイになりそうだ。

このほか本作には、より上位のランクを目指したり、アイテムを収集したりといった要素も存在。クリアタイムや獲得ポイントなどによって、クリアランクが決定する仕組みがあるのかもしれない。そうしたランクやアイテム獲得によって新たなゲームモードがアンロック。その新ゲームモードを通じては、のちのチャレンジの達成や、クリア済みステージの再挑戦において、何らかのアドバンテージを得られるとのこと。


本作の開発元Studio Kobaは、スペイン・バルセロナに拠点を置くインディースタジオだ。設立者のEduardo Fornieles氏には東京で暮らしていた経験があり、前作『Narita Boy』は競走馬のナリタブライアンをもとにそのタイトルが決定。ただ、地名の成田と解釈されることもあった模様で、スピンオフとなる本作『Haneda Girl』では、空港所在地繋がりということなのか、羽田と名付けられることとなった(関連記事)。開発においては、『Hotline Miami』や『Katana ZERO』『Broforce』から影響を受けつつ、新機軸を打ち出しているとのこと。

『Haneda Girl』は、PC(Steam)向けに開発中。配信時期は未定だ。