対戦格闘ゲーム『GUILTY GEAR -STRIVE-』全世界300万ユーザー突破。発売後4年目突入も止まらぬ勢い

 

アークシステムワークスは7月2日、『GUILTY GEAR -STRIVE-』の全世界ユーザー数300万人突破を報告した。同作は2021年に発売。2023年8月にはユーザー数250万人突破が報告されていたが、そこから約1年でさらにユーザーを50万人伸ばし、300万人を達成していたようだ。

『GUILTY GEAR -STRIVE-』は、アークシステムワークスが1998年に発売した対戦格闘ゲーム『GUILTY GEAR(ギルティギア)』に端を発するシリーズの最新作である。本作ではステージ端に相手を追い込んでいると壁が壊れる「ウォールブレイク」が発生するなど、ゲームシステムも再構築。行動をキャンセルする「ロマンキャンセル」や相手を吹き飛ばす「サイクバースト」といった要素は継承されており、プレイヤーの裾野を広げつつ『ギルティギア』らしい奥深いゲームプレイが両立されている。オンライン対戦では、ロールバックネットコードを採用。また3Dグラフィックは、『GUILTY GEAR Xrd REV 2』からさらに進化を遂げており、手描きアニメーションのような画面で1対1の戦いやストーリーが描かれている。なお本作Steam版では、Steamのユーザーレビュー3万5613件中91%の好評を得てステータス「非常に好評」を獲得。2024年6月には、シリーズ初となるテレビアニメ作品「GUILTY GEAR STRIVE: DUAL RULERS」の制作も発表されている。


本作は2021年6月に、PS4/PS5/PC(Steam)向けに発売された。発売から3日後には、全世界累計出荷本数30万本を突破。2021年7月には50万本突破を報告しており、好調な売れ行きを見せていた。また発売開始から約1年後となる2022年8月には、アークシステムワークスの販売タイトルとして初めて、全世界販売本数100万本を突破。2023年3月のXbox One/Xbox Series X|S版リリースおよびXbox Game Passへの対応を経て、2023年8月には全世界プレイヤー数250万人突破が報告されていた。なお同社のプレスリリースによると全世界ユーザー数は、アーケード版を除く各プラットフォームの合計ユーザー数であるそうだ。


今回の発表では、全世界ユーザー数300万人突破が報告された。2023年8月の250万人突破から約1年で、さらに50万人のユーザーを獲得していたわけだ。2023年8月からのアップデート内容としては、DLC「Season Pass 3」の対象キャラクターとして、ジョニー/エルフェルト/アバ(A.B.A)/スレイヤーの4名が新たに登場。不具合修正や調整などを含むアップデートも実施されてきた。また本作では、新しいオンライン対戦モード「TEAM OF 3」やバランス調整、新キャラクターの追加といったアップデートが実施予定。テレビアニメ作品「GUILTY GEAR STRIVE: DUAL RULERS」の制作も控えている。アークシステムワークスのタイトルとしては、2022年8月の時点で記録的な売上となっているが、さらに多くのプレイヤーを獲得していきそうだ。

GUILTY GEAR -STRIVE-』は、PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S/PC(Steam)向けに発売中。PC(Steam)版では、7月12日までの期間50%オフの1995円で購入できる。また本作はXbox Game Passにも対応している。