容赦なしグロ和風サイコホラー『ぐちゃぐちゃ 蟠の章』Steamにて配信開始。“バーチャル市松人形”が手がける、心をぐちゃぐちゃにすり潰す恐怖怪奇譚

講談社ゲームクリエイターズラボは10月24日、『ぐちゃぐちゃ 蟠(ばん)の章』を配信開始した。プラットフォームはPC(Steam)。

講談社ゲームクリエイターズラボは10月24日、『ぐちゃぐちゃ 蟠(ばん)の章』を配信開始した。プラットフォームはPC(Steam)。通常価格は税込980円となるが、本稿執筆時点では「発売記念ローンチセール」が開催されており、20%オフの税込784円で購入することができる。

『ぐちゃぐちゃ 蟠の章』はゴア表現と和風ノスタルジックな雰囲気が特徴の三人称視点ホラーアドベンチャーだ。本作の主人公は女子大生の「結城硝子」。引っ越してきたばかりの町を愛犬「ショコラ」と共に散歩していたが、突如「地を這う奇妙な生物」に襲われてしまう。ショコラに庇われ硝子本人はなんとか助かったものの、奇妙な生物と共にショコラは姿を消してしまう。警察などはあてにならず、自分だけでもショコラを捜索しようと、散歩をしていた場所である「歌賀山」に再び足を踏み入れる……という場面から物語はスタートする。


ある程度探索を進めていくと操作キャラが切り替わる、過去に起こったとある凄惨な事件の当事者となって、その事件の追体験をすることとなるのだ。その事件の当事者である少年のパートでは、年端もいかない幼い妹を抱えつつ、軍人のような風貌の殺人鬼に追われることとなる。


少年が抱える妹は、時間が経つと泣いてしまう。妹の泣き声は敵を引き寄せてしまうため、泣いてしまったら早急に、マップに点在しているおもちゃであやす必要がある。また、妹は地面にある布団で寝かせることも可能で、妹を地面におろせば少年は素早く移動を行える。時にはおもちゃであやし、時には地面に寝かせて別行動を取りながら、妹と共に殺人鬼が徘徊する広大な屋敷からの脱出を目指す。

本作は高難易度ホラーアクション『GOHOME』、リズムホラーアドベンチャー『夜詛YASO curse of soirée』を手掛けたクリエイター、市松寿ゞ謡氏の新作となる。同氏によると『ぐちゃぐちゃ』は全三部構成のシリーズとなる予定であり、本作はその序章にあたるという。過去作においてはクオリティの高いグラフィックや楽曲、奇抜かつ底の見えない深みと中毒性のある作風が評価されており、本作『ぐちゃぐちゃ 蟠の章』でもそういった市松寿ゞ謡氏独自の世界観が体験できるものとなっていそうだ。


『ぐちゃぐちゃ 蟠の章』はPC(Steam)にて配信中だ。通常価格税込980円のところ、「発売記念ローンチセール」として20%オフの税込784円で購入ができる。ほかにも同氏が手掛けた過去作品の『GOHOME』『夜詛YASO curse of soirée』セール中となっており、通常価格の77%オフで購入が可能だ。他にも上に上げた3作品がセットでよりお得に購入できるバンドル、市松寿ゞ謡氏自らが手がけるオリジナルサウンドトラックとのバンドルも、発売と同時にリリースがされている。

Sen Yoshikawa
Sen Yoshikawa

シュミレーター系や作業系のゲームをしたり、絵を描いたり小説を書いたりなどしています。『トライブナイン』の辰沼龍斗がとにかく好きです

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