近世ファンタジーアクションRPG『GreedFall II: The Dying World』9月24日早期アクセス配信へ。荒廃した“旧大陸”を冒険、プレイヤーの決断が形作る物語


パブリッシャーのNaconは7月12日、『GreedFall II: The Dying World』(以下、GreedFall 2)について、9月24日にSteam向けに早期アクセス配信を開始することを発表した。なお本作はPS5/Xbox Series X|S向けへの展開も予告されている。ストアページによれば、日本語表示に対応するようだ。

『GreedFall 2』はアクションRPG。2019年にリリースされた『GreedFall』の続編となる作品だ。『GreedFall』では、17世紀ヨーロッパをモチーフとした、魔法が存在するとされる隠された島「ティア・フラディ」が舞台。原住民や開拓民、傭兵などが入り混じる島で、プレイヤーは外交官のデ・サルデとして、伝染病「マリコール」の治療法を探す。そしてデ・サルデが築いた関係や選んだ行動は、島の命運も左右することになる。

『GreedFall 2』はそんな前作『GreedFall』の3年前の世界が舞台だ。本作の主人公はティア・フラディの原住民。入植が進む中で島を追い出され、入植者の出身地である“旧大陸”Gacane大陸へと連れてこられた主人公は、自由を取り戻し、自身の運命を切り開くために戦うこととなる。


本作では前作と同様に、ゲームプレイにおけるプレイヤーの取る行動や選択によって物語や冒険に影響が及ぶという。仲間との出会いやさまざまな勢力との交流を通じて、都度プレイヤーは選択を迫られていくことになるのだろう。また作中で出会うキャラクターとは、ときにロマンスも繰り広げられるそうだ。

今回はその『GreedFall 2』が、早期アクセス配信として9月24日にリリースされることが発表された。開発を手がけるSpiders Gamesによれば、本作は前作より規模が大きくなり、コンテンツが拡充。ゲームを体験する新たな手法も提供するようだ。プレイヤーがそうした新たなコンテンツをどう考えているか、そして何を期待しているのかを把握することが必要なため、まず早期アクセス配信としてリリースするのだという。


また早期アクセス配信では完成版の約3割のコンテンツをプレイできるとのこと。具体的には、キャラクターメイクやストーリーの序盤がプレイ可能。ティア・フラディやそのほか地域の探索も可能になるようだ。正式リリースに向けては、新たな探索可能地域を順次実装。スキルやクエストなども追加されていき、システムとしてはフォトモードなどの実装も考えられているようだ。また早期アクセス配信が開始されるまでには、さらに情報が公開されていくという。続報も気になるところだ。

『GreedFall II: The Dying World』はPC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S向けに9月24日早期アクセス配信予定だ。