ピアノ弾き放題シミュレーター『Grand Piano Simulator』Steamで早期アクセス配信開始。MIDI入力対応、室内や森の中でグランドピアノを自由に演奏


個人開発者のKroland氏は8月7日、『Grand Piano Simulator』の早期アクセス配信を開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)。通常価格は税込1500円。

『Grand Piano Simulator』は本格的なグランドピアノの演奏が楽しめるというピアノシミュレーションゲームだ。本作においては88鍵を備えたグランドピアノを自由に弾くことが可能。すべての鍵盤が入力に対応しており、レガート、スタッカート、トリルといった奏法も再現可能だという。

本作は早期アクセス配信開始時点ではマウスでの入力とMIDI入力に対応している。またピアノを弾くことのできるロケーションとしては、ピアノの他になにもないシンプルな空間のほか、リビングルームや森の中などが収録されている。さまざまな場所でグランドピアノの演奏に没頭することができるようだ。また演奏スタイルや好みに合わせて鍵盤の蓋を開閉したり、譜面台を調整したりすることも可能。臨場感あふれるリアルなグランドピアノのシミュレーションが体験できる。

本作の早期アクセス期間は約1年から1年半を予定している。正式リリースにあたっては好みのステージを制作できるシーンエディタやレッスンを通してピアノの演奏を学ぶことのできるトレーニングモードを実装予定。グランドピアノについてもキーボード入力に対応し、リバーブやディレイ、コーラスといったエフェクトの追加も予定されている。また価格については、新たなコンテンツや機能のリリースに合わせて徐々に値上げが行われていく予定とのこと。


本作を手がけるのは個人開発者のKroland氏。Xアカウントによると主にUnityアセットストアでゲーム制作者などに向けて多数のアセットをリリースしている。同氏が販売しているアセットの中にはグランドピアノも存在。実際にMIDI入力で鍵盤を動かすことも可能のようだ。そういったアセットの制作経験を活かして本作の開発が進められたのだろう。

『Grand Piano Simulator』はPC(Steam)向けに早期アクセス配信中。価格は通常価格で税込1500円のところ、リリース記念セールとして8月14日まで10%オフの税込1350円で購入可能。