Epic Gamesストアにて、『Ghostwire: Tokyo』の無料配布が予告された。配布期間は11月1日から11月8日まで。アカウントにログインあるいは新規作成して入手すれば、期間終了後も保有しプレイ可能だ。
『Ghostwire: Tokyo』は、謎の超常現象によって突如人々が消失した現代の東京を舞台にするアクションアドベンチャーゲームだ。プレイヤーは主人公である暁人となり、KKと名乗る謎の魂と協力。異形の存在”マレビト”が彷徨う東京を探索し、超常の元素を操る能力を駆使して戦いながら、大規模人体消失の裏に潜む真実に迫る。
本作はSteamユーザーレビューにおいて、本稿執筆時点で約1万件中83％の好評を獲得しており、「非常に好評」のステータスを得ている。観光地としての東京ではなく、裏道や下町、団地まで作り込まれたマップのディテールの高さや、妖怪や怪異、都市伝説などさまざまなホラー・伝奇を盛り込んだストーリーやサブクエストなど、東京拠点のTango Gameworksによる日本描写の情熱が反映されたゲーム内容が高く評価されている。
なお開発を手がけたTango GameworksはZeniMax Asiaのゲーム開発部門としてマイクロソフト傘下で活動していたスタジオ。『サイコブレイク』シリーズや『Hi-Fi RUSH』など、高評価タイトルを数多く手がけたスタジオながら、今年5月に突如Tango Gameworksの閉鎖方針が発表され、6月にZeniMax Asiaとともに閉鎖された（関連記事）。その後約2か月を経て8月12日、韓国の大手ゲーム企業KRAFTONがTango Gameworksの事業継承を発表。スタジオ閉鎖前にすでに開発に着手されていたという“Hi-Fi RUSH 2”などを含めた事業の引継ぎがマイクロソフトおよびZeniMax Mediaの協力のもと行われているという（関連記事）。
『Ghostwire: Tokyo』はEpic Gamesストアにて11月1日から11月8日の期間限定で無料配布予定。入手すれば期間終了後も保有しプレイ可能。興味のある方はチェックしておくとよいだろう。
