『ゴースト・オブ・ツシマ 冥人奇譚』、なんとアニプレックスによりアニメ化。虚淵玄氏など携わる

ソニーグループ株式会社は1月7日、『Ghost of Tsushima(ゴースト・オブ・ツシマ)』の「Legends/冥人奇譚」のアニメシリーズを2027年に配信すると発表した。

『Ghost of Tsushima』は、13世紀の日本における蒙古襲来をテーマとしたオープンワールドアクションゲームだ。PlayStation StudiosのSucker Punch Productionsが手がけ、2020年に発売された。舞台となるのは、モンゴル帝国/大元による侵攻を受けた対馬。対馬の武士団唯一の生き残り・境井仁は、たとえ侍の道に反した邪道に手を染めることになっても対馬の民を守ろうと決意。冥府から蘇った「冥人(くろうど)」として、あらゆる手段を使い、故郷を敵の手から取り戻すこととなる。


今回発表されたアニメシリーズは、本作の「Legends/冥人奇譚」(以下、冥人奇譚)をもとにしているという。「冥人奇譚」とは本作のオンライン協力マルチプレイモードだ。同モードは本編とは異なり、妖魔が蔓延る、古い民話や伝説に触発されたという怪奇と幻想の世界が舞台。対馬の民に語り継がれてきた伝説に登場する“4人の冥人”の戦いを描く内容となっていた。

そんな「冥人奇譚」のアニメ化にあたっては、Sucker Punch Productionsがアニプレックスと提携。ソニーグループのVODサービスCrunchyrollとアニプレックスの共同製作で、2027年に配信予定とのことだ。監督は「スター・ウォーズ:ビジョンズ」などに携わった水野貴信氏が担当。アニメーション制作は神風動画が手がけ、シリーズ構成として虚淵玄氏が携わるという。実績ある制作スタジオ・クリエイターが携わる作品となっており、続報にも期待したい。

なおSucker Punch Productionsは、新作ゲームとして『ゴースト・オブ・ヨウテイ(Ghost of Yōtei)』を開発中。PS5向けに2025年に発売予定となっている(関連記事)。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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