生肉異能力アクション『サイコロステーキの亡霊』発表。 “行動再現ゴースト”を生み出すステーキ肉が、なるべくレアなままゴールを目指す

Rikuya Waki氏は7月8日、『サイコロステーキの亡霊』をSteam向けに発表した。本作はサイコロステーキを操作してゴールを目指すアクションゲームだ。

Rikuya Waki氏は7月8日、『サイコロステーキの亡霊』を発表した。同作はPC(Steam)向けにリリース予定。Steamのストアページが公開中となっている。

『サイコロステーキの亡霊』は、ゴーストを駆使してなるべくレアな状態のままゴールを目指す、サイコロステーキを操作するアクションゲームだ。本作でプレイヤーは、四角く整形された生のサイコロステーキを操作して、ステージを進んでいく。ステージ上には、障害物が待ち受けているという。サイコロステーキは生肉であるため、熱い鉄板に触れると火が通る。火が通り過ぎて真っ黒になると食べられないため、廃棄になってしまうとのこと。本作ではなるべくレアな状態で、ステージクリアを目指すわけだ。

本作のサイコロステーキは、ゴーストを生み出す能力をもっている。生み出されたゴーストは、過去にステーキ自身がおこなった行動を再現する。たとえば、ゴーストの記録を開始した瞬間にジャンプし、最高点に達したところですぐに再生。さらにゴーストがサイコロステーキにあたった瞬間にジャンプすると、2段ジャンプができる。上手く操作すれば3段ジャンプや4段ジャンプも可能なのだという。詳細な仕組みは明かされていないものの、本作では接触判定のあるゴーストの記録と再生によって、ステージ上の障害物を突破するのだろう。

そのほかサイコロステーキの動作としては、潰すアクションも存在。潰すをおこなうと姿勢制御と下への力によって、操作精度が格段にあがるそうだ。

本作は、Rikuya Waki氏が手がけている。過去作としては、無限オーリーゲームズ名義で『遺品』などをリリースしている。2024年3月にリリースした『3秒ばなな』では、バナナを主人公に3秒以上床や壁に触れてはいけないルールのアクションが展開。Steamのユーザーレビューでは、記事執筆時点で41件中97%の好評を獲得していた。

本作『サイコロステーキの亡霊』は、再び食べ物を主人公にしたアクションゲームとなるわけだ。ストアページによると、本作はちょっと難しいゲームプレイが待ち受けているという。プレイ時間は1時間から5時間程度。ステージは1つで、大きくわけて6つの種類のステージが連なった構成になっているそうだ。ステージ上にはチェックポイントが14箇所存在。難易度はイージーからステーキまで4種類用意されている。

『サイコロステーキの亡霊』は、PC(Steam)向けに開発中だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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