『原神』アプデで「余った修練ポイント保存機能」実装、デイリー達成が楽に。さらに一部ポイント獲得量変更で、魔神任務などではより多くの修練ポイントが溜まる


HoYoverseは7月17日、『原神』にてアップデートVer.4.8を配信開始した。Ver.4.8「陽夏!悪龍?童話の王国!」では、期間限定地域シムランカが登場。いわゆるデイリーに関わる修練ポイントの仕組みなど、基本的な部分への変更も実施されている。

『原神』は、HoYoverseブランドより配信中のオープンワールドアクションRPGである。本作の舞台は、7つの国や元素が存在するテイワット。主人公は、兄/妹と共にテイワットを訪れた旅人である。本作で旅人は、相棒のパイモンと共に広大なテイワットを冒険。行く先々で大きな事件に巻き込まれながら、7つの国を巡る旅を続けている。システム面では、いわゆるガチャ要素や、元素同士の組み合わせによって特殊な効果が発生するバトルが存在。オープンフィールド上には任務や宝箱などが設置されており、探索などによって修練ポイントを溜めると報酬がもらえる「デイリー依頼」といった仕組みも導入されている。


Ver.4.8「陽夏!悪龍?童話の王国!」では、開発チームQ&Aで告知されていたとおり、デイリー依頼にまつわる仕組みが変更された。『原神』ではVer.4.1にて、デイリー依頼の達成方法が変更。毎日更新される依頼任務の達成以外に、各種任務やイベント報酬の受取、宝箱開封などで一定の修練ポイントを溜めると、デイリー依頼の報酬が獲得可能となっていた。

今回のアップデートでは修練ポイントが上限に達した後、さらに修練ポイントを獲得した時に、溢れた修練ポイントが長期修練ポイントへと変換されるようになった。たとえば宝箱の獲得時には修練ポイントが0.5獲得できるが、修練ポイントがすでに溜まっている場合には長期修練ポイント0.5が獲得できる。アップデート直後に一気にプレイを進めた場合などには、余った分が長期修練ポイントに変換されることで、無駄にならなくなったのだ。

また保存された長期修練ポイントは、天然樹脂を30消費する度にデイリー依頼報酬を1回受け取れる分の修練ポイントへと変換される。長期修練ポイントは、次の大きなバージョンアップ(次のVer.X.0前)まで保存可能。予め長期修練ポイントが溜めていれば、天然樹脂を消費することでデイリー依頼も達成できるようになったわけだ。


公式のパッチノートによると、長期修練ポイントの登場にあわせて一部修練ポイントの獲得量が変更されている。魔神任務/キャラクターの伝説任務/デートイベントのクリアによってもらえる修練ポイントは増加。世界任務/期間限定イベント関連の伝説任務/イベント報酬獲得でもらえる修練ポイントは減少している。さらに期間限定イベントの導入世界任務/後日談/町の評判・住民リクエストについては、修練ポイントが獲得できなくなった。魔神任務など大きなクエストでもらえる修練ポイントを増やしつつ、イベントの進行などでもらえる修練ポイントは減っているわけだ。


そのほか今回のアップデートでは、会話ログ機能が追加され、会話時のUI非表示にも対応。一部を除いてオープンワールド上のボスの再出現までの時間が10秒へ変更され、ワープによってすぐに再挑戦が可能となった。8月1日より開放予定の幻想シアターでは、ハードモード挑戦開始時の幻戯の花が100から160へ増加。公演を終えて新しい出演可能キャラを獲得する際、従来は選択できなかったが、2名から1名を選択可能になっている。またコンテンツとしては、次のアップデートまでの期間限定地域「シムランカ」も登場している。

原神』は、PS4/PS5/PC/iOS/Android向けに基本プレイ無料で配信中だ。