『原神』今後のアプデでキャラ育成・強化が楽に。育成に“迷いにくくなる”便利機能や、「祈聖のエリクシル」使用時の最低保証など実装へ

HoYoverseは1月22日、『原神』Ver.5.4およびVer.5.5で実装予定の仕様・新機能について発表した。キャラクターガイド機能の強化のほか、祈聖のエリクシル使用時に最低保証が追加されるという。

HoYoverseは1月22日、『原神』の最新情報を公開した。「25.1.22開発チームQ&A」によると、Ver.5.4ではキャラクターガイド機能が強化され、武器精錬のクイック選択やキャラクターへのフィルター機能が追加。さらにVer.5.5からは、祈聖のエリクシル使用時に最低保証が追加されるようだ。

『原神』は、HoYoVerseブランドより展開中のオープンワールドアクションRPGである。本作の舞台は、7つの国や元素が存在する世界テイワットだ。主人公の旅人は、相棒のパイモンと共にテイワットの各地を冒険。現在は6番目の地域となるナタまでが登場しており、広大なフィールドでの探索やメインストーリー相当の魔神クエストでの戦いなどが繰り広げられている。要素としては、いわゆるガチャシステムや、元素を組み合わせて戦うバトルが搭載。レベルや武器、聖遺物などによるキャラクター強化も特徴だろう。

今回の「25.1.22開発チームQ&A」では、まずVer.5.5から祈聖のエリクシルの仕様改善を進める予定だと告知された。具体的には、Ver.5.5以降は祈聖のエリクシルを使って聖遺物を定義した場合、Lv20になるまでに少なくとも2回、定義した追加ステータスのLvが伸びるようになるという。

祈聖のエリクシルは、Ver.5.0にて登場した「聖遺物の定義」で使用するアイテムだ。聖言のタイプライターより利用できる聖遺物の定義にて、同アイテムを消費するとメインステータスや追加ステータスを指定した聖遺物が作成となっている。聖遺物の定義に必要な祈聖のエリクシルの数は、作成する聖遺物の部位ごとに変化、祈聖のエリクシルは、入手手段の限られた貴重なアイテムとなっている。

そんな聖遺物の定義であるが、追加ステータスなどが選択できるものの、その後の強化はランダムであるため、選んだ追加ステータスがまったく伸びないケースも存在していた。Ver.5.5からは、定義した追加ステータスが少なくとも2回は伸びるようになり、キャラクターにあった強い聖遺物がより手に入りやすくなるわけだ。

25.1.22開発チームQ&A」では、Ver.5.4でのキャラクターの育成に関する改善も多数告知されている。育成ガイドでは、育成計画によってキャラクターごとの育成目標が設定可能になり、必要な素材量が自動計算される。さらに育成計画の設定時には、素材の採集ルートが冒険の証に優先的に表示され、素材の収集状況などがマークによって表示されるようだ。あわせて、よく使う画面へ樹脂の残量表示が追加されるという。

またVer.5.4ではキーボード/マウスで操作する端末へ向けて、キャラクターを元素で絞れる元素クイックフィルター機能が登場。 武器の推奨サブステータス機能や、同名武器などが簡単に選択できる武器精錬へのクイック選択機能、塵歌壺での「マル」タブの追加もおこなわれるそうだ。

原神』は、PS4/PS5/Xbox Series X|S/PC/IOS/Android向けに配信中だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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