『原神』次回アプデVer.5.1にて「深境螺旋のスキップ機能」実装へ。条件を満たせば9層と10層をスルーできるように


HoYoverseは9月25日、『原神』の最新情報を公開した。「24.09.25開発チームQ&A」によると、今後の新バージョンでは、期間限定の世界探索報酬が追加。Ver.5.1の深境螺旋からは、一定の条件を満たすとスキップ機能が使用可能になるそうだ。

『原神』は、HoYoverseブランドより展開中のオープンワールドアクションRPGである。本作の舞台は、7つの国や元素が存在する世界テイワット。主人公は、テイワットを訪れた旅人だ。本作で旅人は、生き別れの兄/妹を探してテイワットを冒険。相棒のパイモンと共に各地の騒動に巻き込まれる、7つの国と地域を巡る壮大な旅を続けている。元素同士の反応を活かしたバトルや、オープンフィールド上の探索などが可能。いわゆるガチャ要素も採用されている。


「24.09.25開発チームQ&A」では、そんな本作における今後のシステム改善が明らかとなった。大きな改善としては、Ver.5.1より深境螺旋の一部層がスキップ可能になる。深境螺旋とは、専用のフィールド内で敵と戦う戦闘コンテンツだ。敵の殲滅に加えて制限時間や条件を守りながら戦うと、戦闘内容に応じて報酬が獲得可能。第9層から第12層の淵月螺旋には高レベルの強敵が登場し、事実上のエンドコンテンツの一つとなっている。また淵月螺旋は定期更新されるコンテンツとなっている。現在は月に1度の更新の度にクリア報酬が獲得可能であり、報酬を目当てに毎回プレイしている旅人も多いのではないだろうか。

Ver.5.1では深境螺旋の改善として、淵月螺旋のスキップ機能が登場する。前期に最深部の第12層で星9を獲得していると、第11層から挑戦可能。前期に11層で星9を獲得していると、第10層から挑戦可能になる。前期のプレイ状況にあわせて、淵月螺旋9層および10層がスキップ可能になるわけだ。淵月螺旋でも最深部の第12層は手強い敵が待ち構えているものの、『原神』を遊び慣れた旅人にとって第9層と第10層は難易度が低く、敵をただ殲滅するだけのコンテンツとなっていた。スキップ機能の登場で、プレイ状況によっては第9層と第10層とプレイが短縮できるようになるわけだ。深境螺旋関連では、あわせて聖遺物箱の一括開封機能も導入予定となっている。

 


新機能や改善としては、今後のバージョンでは新エリアが解放されるたびに、期間限定の世界探索報酬が追加。Ver.5.0で追加された地域も含めて、エリア探索度が一定以上に達すると、報酬として原石がもらえるようだ。キャラクター育成体験の改善として、合成台にはキャラクター育成に必要なすべての育成アイテムを、一括でフィルターして合成する機能が追加。詳細は不明であるものの、育成に必要な合成数が自動的に選択されるとのこと。キャラクターの育成時に、必要な素材を合成する手間がなくなり、育成が快適になりそうだ。そのほか征伐領域画面の並び替えと仕様改善、冒険の証のデフォルト表示タブ改善などが実施。聖遺物のフィルター機能では、キャラクターごとに聖遺物のセットフィルターが設定可能になり、目当ての聖遺物が見つけやすくなるそうだ。詳細については、公式サイトなどを確認してほしい。


原神』は、PS4/PS5/PC/iOS/Android向けに配信中だ。