『グランブルーファンタジー』海外向けSteam版発表。16:9の横長仕様の海外「グラブル」
Cygamesは12月28日、『グランブルーファンタジー』の海外向けSteam版を発表。2026年3月10日に配信することを告知した。

Cygamesは12月28日、『グランブルーファンタジー』の海外向けSteam版を発表。2026年3月10日に配信することを告知した。
『グランブルーファンタジー』は2014年3月10日にサービスを開始し、今年で11周年を迎えた根強い人気を持つスマホRPGである。舞台はさまざまな島が空中に浮かぶ空の世界。主人公は失踪した父からの手紙に記されていた「星の島イスタルシア」を目指すため修行を続けていたある日、エルステ帝国に追われる謎の少女ルリアと出会う。彼女を守るため、そしてイスタルシアを目指すため、壮大な旅に出ることになる。システム面ではいわゆるガチャ要素や、ターンベースのコマンドバトルを採用。ほかのプレイヤーと協力して戦うマルチバトルも存在している。

今回Cygamesはそんな『グランブルーファンタジー』について、海外向けにSteam版をリリースすると発表した。リリース予定日となっている2026年3月10日は、本作のサービス開始から12周年の節目となる日である。なお、日本を含む一部地域では利用することができないとされている。これまでに配信されていたmobage版、GREE版、DMM版、Yahoo版のアカウントとのデータ連携も不可能のようだ。
過去に配信されてきたものはいずれのプラットフォームでも、画面レイアウトはスマートフォン向けに縦型となっていた。いっぽうSteam版では、16:9の横長画面レイアウトが採用されている。画面をスクロールしなければ見られなかったプレイヤーの経験値や、所持している各種通貨、開催中のイベントバナー、開閉する必要のあったメニュー画面などが、一望できる作りとなっている。また、Steam版の対応言語は英語および日本語となる。

ちなみにCygamesは2025年6月に『ウマ娘 プリティーダービー』(以下、ウマ娘)の英語版をSteam上でリリースし、The Game Awards 2025のベストモバイルゲーム部門を受賞している(関連記事)。日本国内では『ウマ娘』に先駆けて人気を博していた『グランブルーファンタジー』が、海外でどのような反響を見せるか注目したい。
『グランブルーファンタジー』は、国内向けにはiOS/Android/ブラウザなどに向け、基本プレイ無料で配信中だ。
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