ストーカー視点サイコホラー『GANGSTALK』Steam向けに発表。自身を常に監視する“第三者”の視点を通して、姿なき追跡者から逃げつづける

個人開発者のJames Dalzell Hodge氏は10月12日、ストーカー視点サイコホラーゲーム『GANGSTALK』を発表した。

個人開発者のJames Dalzell Hodge氏は10月12日、ストーカー視点サイコホラーゲームGANGSTALKを発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。リリースは2025年を予定している。

『GANGSTALK』は、自身を監視する“第三者”の視点で描かれるサイコホラーゲームだ。主人公は都市探検家のCam。巨大企業PANDOの監視下に置かれているという彼は、その真相と答えを探すため、地図上に名前のないPANDO傘下の企業都市Kudzu Valeに潜入。入り組んだ通りを探索しながら、謎を解き明かし、隠された真実を発見していくという。

ゲームプレイにおいて、プレイヤーはCamを操作することになるようだ。しかしプレイヤーの視点はCamのものではなく、Camを追い続ける監視カメラなどといった第三者の視点で進行。追われるものを、追う立場の視点で常に監視しつづけるゲームとなっている。

そして街では半透明の謎の追跡者、Datamoshersも突如出現する。その正体は不明であるものの、Camを捕まえるため追ってくる。プレイヤーは自身の背中を追ってくる追跡者の目を通して、二人称視点で逃げ回ることになる。自分の目に映るものは真実なのか、常に誰かに監視されているのではないか、そういった不安と恐怖が都市の探索を通して描かれるのだろう。


本作を手がけるのはJam2go名義で活動する個人開発者のJames Dalzell Hodge氏。同氏はデジタルアーティスト、音楽家としても活動をしており、自身のYouTubeチャンネルでは手がけたミュージックビデオやビデオエッセイなどが公開されている。

ゲーム開発者としては、Steamにて1月21日にサイバースペース猫レースゲーム『Kitten Burst』をリリース。本稿執筆時点で約220件中91%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得しており、透明感のあるアートスタイルやレトロフューチャーな世界感、同氏の手がける楽曲などが高く評価されている。なお『Kitten Burst』にも巨大企業PANDOと同名の企業が登場しており、本作と世界観を共にしている可能性もありそうだ。

『GANGSTALK』はPC(Steam)にて2025年リリース予定。

Jun Namba
Jun Namba

埼玉生まれBioWare育ちです。悪そうなやつはだいたいおま国でした。RPG全般が好きですが、下手の横好きでいろいろなジャンルに手を出しています。

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