大手ゲーム小売店で「Switch 2を買ってそのまま売るとお金稼ぎできるリアル不具合」発生。即“修正”される
ゲーム小売チェーンのGameStopは1月21日、Xにて“バグ修正”の声明を発表。一定の条件を満たして下取りをおこなうと購入時以上の所持金が獲得できる“バグ”があったようだ。

ゲーム小売チェーンのGameStopは1月21日、Xにて“バグ修正”の声明を発表した。これはYouTuberの検証によって、ある一定の条件で下取りと購入をおこなうと、なぜか「消費者側の所持金が増える」という“グリッチ”が報告されたことと関係している。
GameStopは、アメリカを中心に英語圏やヨーロッパに約3000店舗を展開しているゲーム小売チェーンである。下取りサービスも実施しており、ゲーム機本体やソフト、周辺機器だけでなく、グレーディング済みのトレーディングカードやAmiibo、スマートフォンなどの電子機器も対象となっている。下取りに出せば現金のほか、GameStop専用の下取りクレジット(Trade Credit)としてより高額で買い取ってもらうことも可能だ。
さらにGameStopではさまざまなプロモーションが実施されている。たとえば現在では、実店舗限定ながら、新作ゲームの予約注文および購入時に下取りをおこなうことで、下取りクレジットが20%追加で貰えるキャンペーンが実施中だ。
こうしたプロモーションを組み合わせることで、“無限お金稼ぎグリッチ”が可能になったと、YouTuberのRJCmedia氏が1月17日投稿の動画で報告した。動画によれば、当時有効だったプロモーションは、ゲームソフトやゲーム機などの中古品の購入と同時に下取りをおこなうと、25%の追加下取りクレジットを獲得できるというものだ。
動画ではGameStopの店頭で中古のNintendo Switch 2(以下、Switch 2)を414.99ドル(約6万5600円)で購入。その後すぐさまSwitch 2を下取りへと出すと、レジの表示では385ドル(約6万1000円)分の下取りクレジットを得られることになっていた。ここで中古ゲームソフトを購入することで、「中古品の購入」プロモーションが発動。するとSwitch 2の下取り価格はなんと472.5ドル(約7万4700円)まで上昇。RJCmedia氏はプロモーションを適用させるために中古ゲームとして26.59ドル(約4200円)の『Kunoichi -忍-(Nightshade)』を購入しているものの、それでも445.91ドル(約7万1000円)とSwitch 2購入時よりも多額の下取りクレジットを獲得できている。
その後RJCmedia氏は複数店舗で“グリッチ”を試行。店舗によっては下取りしたSwitch 2を買い戻すことも可能だったため、実質的にお金を貰ってSwitch 2を手に入れている様子も収められている。
こうした“グリッチ”が話題になったことを受け、GameStopは1月21日に声明を発表した。RJCmedia氏の「GameStop無限お金稼ぎバグ」を認識しているとし、プロモーションの計算によって、一時的に中古品が新品よりも高い買い取り額になっている不具合を修正したと発表。“パッチ適用”によって、無限お金稼ぎが不可能になり“バランスが回復した”と伝えている。またグリッチの発見者の「創造性」に敬意を払いつつも、GameStopは“無限お金稼ぎ場”ではないことに留意してほしいと、ユーモアを交えつつ声明を締めくくった。
今回実店舗での商品購入という現実世界のやり取りにもかかわらず、“お金稼ぎグリッチ”というゲームさながらのバグが発見され、話題となったかたちだ。その後のGameStopの声明もパッチノートのような文面だったこともあり、ユーモラスな対応もユーザーの笑いを誘っているようだ。なおGameStopによれば、プロモーション自体は継続していくとのこと。今回のようなグリッチの「対策」として、プロモーションを一時停止するようなことはしない方針とみられる。
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