半自動化ヒツジ運びゲーム『不可思議メメメは寝ていたい』発表。世界を眠らせる発明「ヒツジ」を窓から放出しまくる、天才ハカセの拡大再生産ゲーム

インディーゲームブランドのLabyLabは3月12日、『不可思議メメメは寝ていたい』のSteamストアページを公開した。癒やしの羊を生産して世界を眠らせるひつじ運びゲームである。

インディーゲームブランドのLabyLabは3月12日、『不可思議メメメは寝ていたい』のSteamストアページを公開した。同作はPC(Steam)向けに、2025年リリース予定。発表にあわせて、1stトレイラーも公開されている。

『不可思議メメメは寝ていたい』は、癒やしの羊を生産して世界を眠らせる、ミニオートメーション要素を搭載したひつじ運びゲームである。本作のメインキャラクターは、ずっと寝ていたいという自堕落な天才ハカセの不可思議メメメだ。ある日、メメメは不思議な癒やしで眠りを誘うシープを発明。まどろみから目を覚ますと、発明したヒツジたちが部屋の中をふわふわと遊び回っていた。メメメは、みんなが癒やされると考えて、眠りを誘うヒツジを外に放とうとする。自堕落な天才ハカセが世界を眠らせるまでの物語が繰り広げられる。


天才ハカセのメメメは、窓の外へヒツジを運び出すことで世界を眠らせる。本作でプレイヤーはメメメを操作し、ヒツジを掴んで窓まで運ぶ。窓からヒツジが空へ飛んでいくとポイントがもらえて、ヒツジの生産施設発明や施設の改善といった強化ができる。ヒツジの生産性を向上させたり、ランニングマシーンでハカセを強化したり、ベルトコンベアを置いたりなど、効率化を進めてどんどんヒツジを外へ放っていくのだ。発明や強化による拡大再生産と、半自動化を進めていく効率化要素が展開される。

システム面では、ヒツジの圧縮機を用いた合体ヒツジの発明や、ヒツジを追い立ててくれる犬ロボといった発明も登場。ゲーム画面の色使いやキャラクターデザインなどが、可愛らしく統一されている点も特徴だろう。

本作を手がけているLabyLabは、株式会社WESEEK所属のインディーゲームブランドだ。過去作としては、2024年8月にクロスプラットフォーム・マルチプレイ対応の最大8人で遊べる勝ち残りクイズゲーム『みんなでクイズ ラビィとふしぎな惑星』をリリース。Steamのユーザーレビューでは、記事執筆時点で14件中100%の好評を獲得している。ユーザーレビューを見る限りでは、同作では貴重なマルチプレイ対応のクイズゲームである点や、演出や機能面が充実している点などが評価されてきた。

今回そんなLabyLabの新作として、本作『不可思議メメメは寝ていたい』がタイトルやPV公開と共に、情報公開となったようだ。公式X(旧Twitter)アカウントも公開中となっている。

『不可思議メメメは寝ていたい』は、PC(Steam)向けに2025年リリース予定だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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