極寒都市運営サバイバル『フロストパンク2』発売延期、9月21日リリースへ。プレイテストのフィードバックを「リリース初日に反映したい」から

 

11 bit studiosは6月27日、『フロストパンク2(Frostpunk 2)』の発売日を2か月延期し、現地時間9月20日にリリースすると発表した。日本では時差の関係で9月21日の発売となる。

『フロストパンク2』は、都市運営サバイバルストラテジーゲーム『Frostpunk』の続編だ。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア/GOG.com/Microsoft Store)/PS5/Xbox Series X|Sで、日本語表示に対応する。

舞台となるのは大雪嵐に見舞われ、凍てついてから30年が経過した世界。プレイヤーは資源不足に悩まされる大都市のリーダーとなり、都市の運営や拡大を目指す。都市の拡大にあたっては、規模にしたがい資源が大量に消費されるため、効率的に都市が機能するような設計も重要になるだろう。そして都市の未来を脅かすのは“人間の本性”だという。法律を制定する際などには「評議会」を開くのだが、立場が異なる複数の派閥間で討論がおこなわれ、激しい対立が生じることもあるそうだ。ほか社会的格差による混乱も発生。こうした争いによって都市が滅びぬように気を配り、人類を導くのだ。


本作は2021年8月に発表され、今年3月には、7月26日に発売予定と告知されていた。それが今回、約2か月の延期となったかたちだ。

11 bit studiosによれば、延期の理由は「発売時に最高の体験を保証するため(to guarantee the best possible experience at launch)」とのこと。本作は今年4月に期間限定でおこなわれたベータテストで、アンケートにて平均10点満点中8点という高い評価を獲得していたそうだ。一方で、改善点、追加点として数々の意見も寄せられたという。こうしたフィードバックをうけ、リリースに向けて機能追加や変更に注力していたとされている。

11 bit studiosとしては、こうした機能の追加はリリース後のパッチではなく、リリースと共に初日から提供したいという考えがあったようだ。そのためにはさらなる時間が必要だそうで、今回苦渋の決断として延期に踏み切ったようだ。


ちなみに新たに設定された発売日である9月21日までの期間は、ゲームメカニクスの追加やUIの強化などに費やされるとのこと。労働力の管理がより詳細かつ柔軟にできるようになったり、都市経済を安定させるのに役立つ新たな資源が追加されたりする模様。ほかにもHUDの見やすさ改善や、建設メニュー追加などがおこなわれ、全体的にユーザーフレンドリーなUIとなるように調整をおこなうとのこと。そのほか、予定されている一部として、さまざまな調整点が公式ニュース(英文)に記載されている。気になる人はこちらを確認されたい。

フロストパンク2(Frostpunk 2)』は、PC(Steam/Epic Gamesストア/GOG.com/Microsoft Store)/PS5/ Xbox Series X|S向けに9月21日に発売予定。発売日からXbox Game Pass向けにも提供予定だ。