極寒都市サバイバル『Frostpunk 1886』発表。シリーズ第1作がUnreal Engine 5でリメイク、新法律や「理想の道」など追加要素も引っさげて

11 bit studiosは4月24日、都市運営サバイバルストラテジーゲーム『Frostpunk 1886』を発表した。『Frostpunk』シリーズ一作目のリメイク版となる。

11 bit studiosは4月24日、都市運営サバイバルストラテジーゲーム『Frostpunk 1886』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2027年での配信開始を予定。ゲーム内インターフェイスは日本語表示に対応予定。

『Frostpunk 1886』は、都市運営サバイバルストラテジーゲーム『Frostpunk』シリーズ一作目のリメイク版となる。舞台となるのは1886年のニューロンドン。異常寒波により人類が滅亡寸前となってしまった世界を舞台に、プレイヤーは都市の設計や政治的決定、労働力の分配などをおこないながら、都市の存続を維持することを目的とする。シリーズ一作目である『Frostpunk』は複雑ながらも遊びやすい中毒性の高いゲーム性が話題を呼び、Steamでのユーザーレビューも本稿執筆時点で10万1571件中92%を好評とする“非常に好評”ステータスを獲得している人気作だ。

画像は『Frostpunk』のもの


この度そんな本作が『Frostpunk 1886』としてリメイクされることが発表された。『Frostpunk 1886』はオリジナル版に忠実であることが謳われており、本シリーズをプレイしたことがない新規プレイヤーにとっても楽しめる内容となっているとのこと。また本作においては既存ファンにも新たな体験となる「新法律」やシステム、「理想の道」などが実装され、オリジナル版と比べるとさらに深みのあるゲームプレイが期待できそうだ。

また本作からはUnreal Engineが採用されており、技術上の制限があったLiquid Engineから大幅にグラフィックやパフォーマンス面が向上しているようだ。これにより新たに生まれ変わった『Frostpunk』では、豊かで没入感の高いゲームプレイを楽しむことができそうだ。


『Frostpunk 1886』ではさらにModのサポートが発表されている。開発チーム曰く、Modサポートはコミュニティからの要望が厚かった要素であったとのこと。このたび、エンジンがUnreal EngineとなったことでModサポートが容易となり、コミュニティ制作のModを通して自分好みにゲームをカスタマイズすることが可能となったようだ。

『Frostpunk 1886』はPC(Steam)向けに、2027年配信開始予定。

Mayo Kawano
Mayo Kawano

豪州在住の薬剤師およびにゲーム翻訳者。サバイバルクラフトゲームを主食として、ステルスゲームはデザートとする。

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