多人数マルチ対応・無料スーパー運営シム『Supermarket Together』Steamで大人気スタート。最大16人で品出ししたり万引き犯を殴ったり


デベロッパーのDeadDevsTellNoLiesは8月9日、『Supermarket Together』をリリースした。対応プラットフォームはPC(Steam)で、価格は無料。ゲーム内は日本語表示にも対応している。本作はSteamにてさっそく高い人気と高評価を獲得している。

『Supermarket Together』は、スーパーマーケットを運営するシミュレーションゲームだ。ソロプレイから、最大16人までのマルチプレイに対応している。本作でプレイヤーは、スーパーマーケットを運営。商品棚や冷蔵庫などを配置し、たくさんの商品を並べ、レジでのお客さん対応などをこなしていく。

スーパー運営のなかでは、清掃といった活動で顧客満足度を高めるのも重要になる。また、時折万引き犯も出没。犯人を殴りつけて商品を取り返し、窃盗を防ぐことも必要となる。スーパーマーケットが成長するとともに、フランチャイズポイントを獲得しスキルを開放可能。取り扱い商品を増やしたり、従業員のパフォーマンスを高めたりできる。得た収益でスーパーマーケットを拡大し、さらなる売上増を目指すのだ。

また、本作はマルチプレイに対応しており、プレイヤーが増えるほど顧客の要求は厳しくなる。みんなでワイワイとスーパーマーケットを運営できるわけだ。サーバーは非公開/公開が設定可能で、公開に設定すればリストに表示される。いわゆる野良マッチングもサポートされている。


本作はSteamで8月9日のリリース後、さっそく人気を獲得。同時接続プレイヤー数は1万5000人を超え、同規模の作品としては大盛況の様相となっている。また、Steamユーザーレビューでも本稿執筆時点で約530件のレビューを集め、うち88%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。

レビューでは、すでに人気を博している、別デベロッパーNokta Gamesによる同ジャンルのシングルプレイ作品『Supermarket Simulator』と本作を重ね合わせる声が散見される。『Supermarket Together』については、特色であるマルチプレイでいわばお祭り騒ぎ的に楽しめるとして好評を受けているようだ。ただし、日本語表示では新ストア作成時のチュートリアルが表示されないといった不具合も確認できるため、プレイする際は留意してほしい。


なお、本作は本日さっそく不具合修正パッチを配信。開発側からは、スキンといったアイテムを含むDLC配信の方針も示されている。今後も、不具合修正を含むアップデートもおこなわれていくのだろう。

『Supermarket Together』はPC(Steam)向けに、無料で配信中。ゲーム内は日本語表示に対応しているが、本稿執筆時点で一部不具合があるため留意してほしい。