超リアル志向FPS『OPERATOR』配信から2年半たって人気爆発中。アプデで進化続けるマルチ対応ハードコアすぎシューター、一気に大盛況に
VECTOR INTERACTIVEが手がけるタクティカルシューター『OPERATOR』が発売から2年半を経て盛況を呈している。

デベロッパーのVECTOR INTERACTIVEが手がけるタクティカルシューター『OPERATOR』が発売から2年半を経て盛況を呈している。4月4日に大型アップデートV09が配信され、このアップデートを契機にユーザー数が急増。同時接続数が過去のピークの約3倍にあたる2000人前後で推移するなど、大きな賑わいを見せている。
『OPERATOR』は2023年8月1日にSteamで早期アクセス配信開始されたオンラインマルチ対応のリアル志向タクティカルFPSだ。プレイヤーはTier 1と呼ばれる精鋭部隊のオペレーターとなり、危険な極秘作戦に従事する。実銃のような操作感や弾道、負傷システムなどが特徴で、徹底したリアリズムある戦闘体験が魅力となる作品だ。本作は記事執筆現在で、4000件を超えるSteamレビューを集めており、うち80%が好評とする「非常に好評」ステータスを得ている。

プレイヤーは分隊を率いるオペレーターとして行動する。PvEモードでは拠点となるアーマリーから任務(マップ)を選択、戦場や武装組織に占領された建物などに突入し、チームと連帯しながら敵を制圧するのだ。
屋内ではリーンやフラッシュバンを駆使して死角を1つずつ排除するなどして、緻密なクリアリングを用いて目標を制圧していく。分隊にはAIだけでなくオンライン上のフレンドも参加可能。味方や敵の識別アイコンは表示されないため、チーム間の綿密な連携が不可欠となる。また、こうしたPvEモードのほかに、少人数チームで対戦するPvPモードも搭載。ラウンド制のチームデスマッチとなっており、本編で培ったタクティカルな操作スキルをそのまま対人戦で活かすことができる。
本作では、徹底した「リアル」な表現が追求されている。たとえば、一般的に一人称視点ゲームでは、自身の手や武器といった視界内の要素は操作プレイヤーにのみ描画されることが多いが、本作ではキャラクターの全身が正確に描画されている。そのため、視界に映るあらゆる行動や細かな動作まで、その場にいる他のプレイヤーが見る光景と完全に一致する。しゃがみやリーンといった動作も細かく調整でき、どの程度しゃがむか、どれだけ身を乗り出すかといった挙動もプレイヤー自身がマウスでコントロール可能となっている。

さらに、キャラクターが武器を構えたりオブジェクト越しに身を乗り出したりする動作も、あらかじめ用意されたアニメーションではなく、それぞれのオブジェクトとの物理的な関係性に基づいてシミュレートされる。こうしたプロシージャルな動きによって、ゲーム内では極めて自然な挙動が実現されている。またゲームプレイにおいても、ドアや武器といった各種オブジェクトは同様に物理的な影響を受けるため、プレイヤーは細部にまで気を使いながら任務を遂行しなければならない。一方で、この特性を活かすことで多様な戦術による攻略も可能となっている。
そして本作は武器カスタマイズの自由度の高さも持ち味となっている。トリガー、グリップ、ストック、バレルなど、それぞれに膨大な量のアタッチメントが用意されており、マウント規格が一致すれば自由に装着可能。そのため、スコープの上にさらにスコープを重ねるといった実用性のない構成も実現できる。くわえて、アタッチメントの位置やスコープを覗く位置なども細かく調整できるなど、実銃さながらの柔軟なカスタマイズも魅力となってている。
そんな『OPERATOR』は配信当初は最大同時接続者数がおよそ300人に達したものの、その後は100〜200人程度で推移し低迷していた(SteamDB)。グラフィック品質やUIの視認性への不満に加え、リアル志向の操作性がハードルとなり、プレイヤーを選ぶ作品となっていたようだ。

しかし、発売から2年を経た2025年12月24日に配信されたメジャーアップデートV0.08を契機に状況が改善。V0.08パッチでは200を超える新しい武器や3つの追加PVEマップ、グラフィックの向上などさまざまな面で強化が施された。こうした取り組みによりユーザー数は着実に増加を続け、2026年1月には787人の同時接続者数を記録している。
そして今年4月4日にはメジャーアップデートv09を配信。同時に実施されたSteamでの50%オフセールとの相乗効果もあってかプレイヤー数が爆発的に増加、最大同時接続者数は2207人に達し過去最大の人気をみせている。初期は苦戦していたものの、継続的なアップデートの積み重ねによって着実にユーザーベースを拡大し、v09パッチでついに人気に火が付いたかたちだ。
v09パッチではゲームプレイにも大きな変化が加えられている。パルクール要素が導入され、腰程度の高さの障害物を乗り越えたり飛び越えたりすることが可能になったほか、スプリントにはスタミナ制が採用された。また重量システムも追加され、武器やマガジン、グレネードといった身につけている装備すべてが重量に加算される。装備の総重量に応じて移動速度やスタミナ消費が変化するため、過剰な装備は任務遂行に悪影響を及ぼす。出撃前の装備選択の戦略性が一段と重要になるだろう。くわえて坂道や階段といった傾斜地では移動速度が低下する仕様となり、より没入感の高い移動表現が実現されている。

またアフガニスタンやシリアを舞台とした新マップが3つ追加され、戦場のバリエーションも拡充。敵AIも強化され、新たに「Suicide Bombers」が登場。プレイヤーに接近して自爆攻撃を行うため、距離を保った慎重な対処が求められる。ほかにもUIやグラフィックの改善、CPU・GPUの最適化やDLSS 4.5への対応などさまざまな面でアップデートが施されている。
アップデートを重ねてより「リアル」な戦場へと進化していく『OPERATOR』は、ユーザーからも好意的に受け止められている様子だ。Steamユーザーレビューでは、当初は高く評価していなかったものの、久々にプレイしたら大きく改善を実感したという声も複数見られる。リアルさを追求していく本作の今後のアップデートに注目が集まるところだろう。
『OPERATOR』はPC(Steam)向けに配信中。4月12日まで定価の50%オフとなる税込1150円で発売中だ。現在は早期アクセス期間中であり、正式リリースは配信当初に3〜5年後を見込んでいると伝えられていた。なお本作はゲーム内の日本語表記に対応していない。
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