こだわり銃器ローポリFPS『HOLE』Steamにて11月29日発売へ。時おりジャムる銃を使いこなして立ち回る、気軽な銃撃戦

インディーゲーム開発チームNEGAFISHは11月24日、『HOLE』を11月29日にリリースすると告知した。ローポリゴン風のグラフィックで構築された、カジュアル&ハードなシングルプレイ用FPSだ。

インディーゲーム開発チームNEGAFISHは11月24日、『HOLE』を11月29日にリリースすると告知した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、価格は税込500円。発表にあわせて、ゲームプレイトレイラーが公開されている。

『HOLE』は、敵が湧き続けるステージでアイテムを集めて脱出する、カジュアル&ハードなシングルプレイ用FPSだ。本作には特にストーリーは用意されていないという。プレイヤーは浮かぶ電子レンジへアクセスし、ステージのある穴の中へ飛び込む。複数の勢力が争うステージに単身突入し、敵を倒してアイテムを集め、脱出を目指していく。カジュアルなゲームプレイにハードな要素を取り入れた、気軽かつ硬派な銃撃戦が繰り広げられる。

本作でプレイヤーは、穴の中のステージで銃撃戦をおこなう。本作ではステージ内に点在するアイテムを集めると、ステータスの強化や新武器のアンロックなどができる。アイテムを集めることが一つの目的であるわけだ。

ただし本作では、ステージにクリアの概念はなく、敵が無限に出現。時間経過とともに敵は強力になっていき、油断するとあっという間に敵に囲まれてしまう。さらに、プレイヤーは数発の被弾によってゲームオーバーになるという。リスクを抑えてすぐに脱出するか、それともハイリスクな銃撃戦に挑むか。脱出するタイミングを見極めながら、戦闘やアイテム集めをするのだろう。


システム面では、本作では戦闘中にいわゆるジャムが発生する。スライドストップなど、ロード時にアクションが必要となっており、戦闘中はジャムを解消しながら立ち回るそうだ。一方で本作では倒されても装備品は失わず、再チャレンジしやすいといった遊びやすい仕組みも導入。カジュアルなゲームプレイの中に、ハードな要素が採用されているわけだ。

また本作では、リミナルスペースをベースとした迷宮のようなステージが、レトロ風な低解像度のグラフィックで表現されている。ステージ内ではある仕掛けによって不可思議な現象が発生。不気味な雰囲気や恐怖も味わえるのかもしれない。そのほか本作には3種類のステージと、4種類の銃が存在。プレイ時間は1ステージ5分から30分ほど、全ステージ解除までに2時間から3時間程度が想定されているそうだ。

本作は、インディーゲーム開発チームのNEGAFISHが手がけている。本作では公式X(旧Twitter)アカウント上では、2021年頃から本作の開発状況が伝えられてきた。少なくとも3年以上の開発期間を経て、今回発売日が決定したようだ。

『HOLE』はPC(Steam)向けに、通常価格税込500円で11月29日配信予定だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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