暗闇で戦うオンラインFPS『Blindfire』発表と同時にサプライズ配信開始。“敵の目視ほぼムリ”な暗闇で、あの手この手で工夫して撃ち合う


Double Elevenは10月18日、暗闇のなかで戦うFPS『Blindfire』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア/Microsoft Store)/Xbox Series X|S/PS5。発表と同時に、PC/Xbox Series X|Sでは早期アクセスがスタートしている。公式サイトによると、PS5版のリリースは年内を予定しているという。

『Blindfire』は、真っ暗闇のなかで銃撃戦が繰り広げられるオンラインマルチプレイ専用のFPSだ。本作の舞台となるのは裏社会だという。プレイヤーは超富裕層が開催する非合法な血みどろのスポーツの参加者となって、富と名声を手に入れることを目指す。


本作では暗いフィールドを舞台にしていることから、射撃の腕前のほかには相手の位置を把握することも重要になる。部屋をスキャンする特別な機械をキャラクターは持っているが、短時間しか発動できない。部屋の構造を瞬時に把握することが勝利のカギとなるだろう。また通過すると発光するゲートや、サーチライトのようなものもステージには存在。さらに射撃時の音や光で自分の場所があらわになってしまうこともある。自らの行動にも注意を払う必要がありそうだ。

本作のモードとしては、5ラウンド通して最も多くのポイントを獲得した者が勝者となる「Bodycount」が、メインのモードとなる。各ラウンドではキルだけでなく、ヘッドショットやノーダメージなどの条件を成功させることでボーナスポイントを獲得することが可能だ。プレイヤーのライフは1ラウンドに1つしかないため、ちょっとした油断が命取りとなる。


脱落してしまったプレイヤーはそのラウンド中に暗視カメラにアクセスしたり、トラップを発動させたりとラウンドの行く末に影響を与えることができる。なお、Bodycountモードは1人でほかのプレイヤーと戦うフリーフォーオールと、チームを組んで最大8人で対戦するモードがそれぞれ存在するようだ。

早期アクセス配信が始まったばかりの本作は、武器の種類は現状ピストルとショットガンの2種類のみとなっている。正式リリースに向けては新しい武器の追加のほか、新ゲームモードや新マップの搭載も予定しているとのことだ。Steamストアページでは、少なくとも2025年初頭までは早期アクセスが続く予定と発表されている。なお正式リリースを迎えた後でも、ゲームの価格を変更する予定がないことが伝えられている。


本作を手掛けるDouble Elevenは、刑務所運営シミュレーション『Prison Architect』の開発元として活動してきた。同作の続編である『Prison Architect 2』にも開発元として携わっていたが、2024年5月に『Prison Architect 2』開発からの離脱が発表されている(関連記事)。『Blindfire』はDouble Elevenによる初のオリジナルIPとなる。自社IPを持つデベロッパーでもあり、パブリッシャーとして生まれ変わったDouble Elevenの今後も注目されるところだ。

『Blindfire』はPC(Steam/Epic Gamesストア/Microsoft Store)/Xbox Series X|Sで早期アクセスが実施中。またPS5向けには年内のリリース予定となっている。