『バトルフィールド6』Steam同接74万人の圧倒的スタート。おきまりの“ログイン戦争”も一時勃発
Electronic Artsは10月11日、『Battlefield 6』を発売した。

Electronic Artsは10月11日、『Battlefield 6』を発売した。戦場にはさっそく多くのプレイヤーが駆けつけ、Steamでは記録的な同時接続プレイヤー数を叩き出している。
『Battlefield 6』は人気FPSシリーズ『Battlefield(バトルフィールド)』の最新作だ。対応プラットフォームはPC/PS5/Xbox Series X|S。DICE・Ripple Effect・Criterion Games・Motive StudioからなるBattlefield Studiosが開発を担当している。本作の世界では、「我らの保護、皆の平和」をモットーに掲げる世界有数の民間軍事会社パックス・アルマータが台頭し、NATOとその同盟国の破壊を追求する活動を繰り広げている。プレイヤーは、その新勢力の背後で暗躍する存在や、真の目的に迫る。また、本作ではシリーズおなじみの大規模対戦が32対32に回帰。最大100人で繰り広げられるバトルロイヤルモードもテスト中となっている。

本作は2021年に発売された前作『Battlefield 2042』から約4年ぶりとなる新作。今年8月にオープンベータテストが複数回に分けて開催され人気を博し、その際にはゲームへの参加を20万人以上のプレイヤーが順番待ちするという大規模な“ログイン戦争”も発生していた(関連記事)。
そうして大きな期待とともに迎えられた発売日。さっそく大量のプレイヤーが集っているようだ。Steamにおける本稿執筆時点までの本作の最大同時接続プレイヤー数は約75万人。これはSteamで歴代14位の記録となっている(SteamDB)。たとえば、同じくElectronic Artsが手がけるFPSゲーム『Apex Legends(エーペックスレジェンズ)』の最大同時接続プレイヤー数は約62万人。かつて一世を風靡した同社の代表作を、初日から抜き去るという快挙を成し遂げた。
なお現時点で編集部がPS5版で確認する限り、ベータテスト時より控えめながら数千人の待機列が生じている模様。本作は他機種とのクロスプレイに対応しており、表示される人数がプラットフォームごとに分かれているかは不明ながら、発売後もやや混雑している状況だ。

なお前作『Battlefield 2042』では、発売直後から不具合やパフォーマンス問題、ゲームバランスの調整不足などが指摘され評価を落としていた。それに対して本作では、現代戦を舞台とした上で従来の兵科制へと仕様を戻し、さまざまな面で「原点回帰」が謳われている。Steamユーザーレビューではすでにおよそ1万4000件のレビューが投稿されており、その内78%が好評とする「やや好評」ステータスとなっている。まだ発売初日ということもあり、どのように評価が移り変わるのかは注目される。
『Battlefield 6』は、PC(Steam/Epic Gamesストア/EA app)/PS5/Xbox Series X|S向けに発売中だ。





