人気サッカークラブ経営シム新作『フットボールマネージャー 25』11月27日発売へ。「ゲームエンジン刷新」で大幅パワーアップ、リッチになったPC版推奨スペックも公開
セガは9月30日、『Football Manager 25』(以下、FM25)を日本時間11月27日に発売すると発表した。Steam版のほか、PS5/Xbox Series X|S向けの『FM25 Console』、Netflix加入者向けの『FM25 Mobile』が同時発売となる。またNintendo Switch向けにも日本時間12月4日に『FM25 Touch』が発売予定。
本作は、Sports Interactiveが手がけるサッカークラブ経営シム『Football Manager』シリーズの最新作だ。プレイヤーはサッカークラブの全権を握る監督として、クラブを運営していく。本シリーズの特徴は、運営のあらゆる領域に介入でき、数字の管理なども細かくおこなえる点だろう。選手育成はもちろん、戦術作成に移籍指揮、そして経営のさまざまな分野に参画。また試合は3Dグラフィックなどで眺めることが可能だ。長らく日本語対応のなかったシリーズながら、昨年9月に発売された『Football Manager 2024(フットボールマネージャー2024)』にて公式日本語対応を果たした。
『FM25』は、そんな『Football Manager 2024』の続編となる。国内向けの公式サイトなども用意されており、引き続き国内展開もおこなわれるのだろう。「シリーズにとって今世代最大の技術的・映像的躍進を遂げる作品になる」とアピールされており、ゲームエンジンをUnityに移行して開発されている。UIが刷新されるほか、シリーズ初の要素として女子サッカーが導入される。このほかプレミアリーグのフルライセンスが取得されており、公式の選手写真やロゴ、ユニフォームが登場するという。
今回、本作Steam版、およびPS5/Xbox Series X|S向けの『FM25 Console』、Netflix加入者向けの『FM25 Mobile』が11月27日に発売されると発表された。またSteamストアページでは、現時点で想定されているとみられる本作の要求スペックも記載されている。
まず比較として前作のSteamストアページを見てみると、最低要求スペックのみが記載。たとえばCPUはIntel Core 2、グラフィックボードにはNVIDIA GeForce 9600M GT、空きストレージ容量は7GBなど、かなり軽量な部類のゲームであった。
一方『FM25』では要求スペックがぐっとパワーアップ。空きストレージ容量として20GBが必要とされ、最低スペックとしてCPUにはIntel Core i3-530/AMD FX-4100などが、グラフィックボードにはNVIDIA GeForce GTX 960/AMD Radeon R9 380などが記載されている。さらに本作では推奨スペックも追加され、Intel Core i5-9600/AMD Ryzen 5 2600、NVIDIA GeForce RTX 2060/AMD Radeon RX 5600 XTなどが案内されている。新作でも最低スペックは現代基準でかなり軽量といえる一方、設定次第でリッチなグラフィックでも遊べる選択肢も用意されるのだろう。
なお本作公式サイトでは、発売に向けたロードマップとして新要素の詳細が明かされていく見込み。Unityに移行して開発されパワーアップした表現などについても、披露されていくことだろう。続報にも注目したい。
『Football Manager 25』および『FM25 Console』、『FM25 Mobile』は、それぞれPC(Steam)、PS5/Xbox Series X|S、スマートフォン(Netflix)向けに発売予定だ。またNintendo Switch向けには『FM25 Touch』が12月4日に発売予定。
【UPDATE 2024/10/1 14:20】
国内向け発表に基づき、Nintendo Switch向けの『FM25 Touch』の日本時間での発売日を加筆