ドット絵ホラー『Five Nights at Freddy’s : Into The Pit』Nintendo Switch版が何故か日本でフライング配信、Steam版巻き添えに。なぜかわからないがそれはそれでよし


人気ホラーゲーム『Five Nights at Freddy’s(以下FNAF)』の新作、『Five Nights at Freddy’s : Into The Pit』の発売が本来の予定日から前倒しとなり、ファンの間で話題となっている。

『Five Nights at Freddy’s : Into The Pit』は、デベロッパーのMega Cat Studiosが制作したアドベンチャーゲームだ。主人公であるオズワルドは刺激を求めて廃墟となったピザ屋を探索していたところ、ひょんなことから過去にタイムスリップをしてしまい、ピザ屋のアニマトロニクス達に襲われてしまう。

襲撃してくるアニマトロニクス達から逃れつつ、過去や現在を行き来して、主人公自身や主人公の身の回りの人物を救うための手がかりを探していくといった、謎解きやパズル、切迫感のある恐怖体験が盛り込まれた内容となる。なおゲーム内は日本語に対応している。


本来、本作は北米時間の8月8日(つまり日本時間の8月9日)に全世界同時リリース予定だったが、何らかの理由により、日本時間8月8日早朝に日本向けNintendo Switch版が先行して発売されてしまったようだ。

その結果、世界全体で発売が前倒しとなったらしく、公式が日本時間8月8日6時に『Five Nights at Freddy’s : Into The Pit』の発売開始を案内するポストを投稿しており、それと同時にPC(Steam)で配信が開始された。なお、何故日本版のみ早期に配信されてしまったのかは明かされていない。時差の関係かもしれない。

それはそれとして、今回紹介した『Five Nights at Freddy’s : Into The Pit』を擁する『FNAF』シリーズは10周年の節目を迎えたことを記念し、8月1日から8月8日にかけて、さまざまなリリース情報が公開されている。

具体的には、本作『Five Nights at Freddy’s : Into The Pit』以外にもさまざまな作品が発表、配信されている。

ゲームノベルの「Five Nights at Freddy’s:VIP」がKindleで無料配信(商品ページ)、FNAF公認ファンゲームシリーズ「POPGOES」のスピンオフである育成ゲーム『myPOPGOES』がSteamでの配信(ストアページ)、FNAFシリーズ初のレーシングゲーム『Five Laps at Freddy’s』のデモ版がSteamで配信されている(ストアページ)。 その他にも非対称型マルチプレイホラーゲーム『Dead by Daylight』と『FNAF』のコラボが2025年夏予定(関連記事)、ホラーVR『Five Nights at Freddy’s Help Wanted 2』のPS5/PSVR2の日本語パッケージ版が10月24日に発売が予定(関連記事)、実写映画「ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ」の続編となる「Five Nights at Freddy’s 2」が2025年12月5日に全米で公開が決定された事をVarietyが伝えており、そしてFNAFシリーズ新作の『Five Nights at Freddy’s Mimic』のトレーラーも公開されており、10年の節目を迎えると同時に爆発的な盛り上がりを見せている。


『Five Nights at Freddy’s : Into The Pit』は、PC(Steam)/Nintendo Switch向けにフライング発売中。公式サイトによるとPS5/PS4/Xbox One/Xbox Series X|Sでも配信されるようだ。価格は税込2300円。酷暑の夏、熱いピザを片手にプレイをされてみてはいかがだろうか。

【UPDATE 2024/8/8 19:54】
『Five Nights at Freddy’s : Into The Pit』国内Nintendo Switch版の販売はすぐさま中止となった。コンソール版の発売日はそもそも未定であり、かなりフライングして発売されてしまったようだ(関連記事)。