元任天堂の開発者携わるフライトシューティング『Wild Blue』発表。『スターフォックス』のプログラマーが京都に設立したスタジオが手がける

Humble Gamesは3月13日、『Wild Blue』を発表した。戦闘機にて戦う、レールシューティングゲームだ。

パブリッシャーのHumble Gamesは3月13日、『Wild Blue』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。ストアページの表記によれば、本作は日本語表示に対応する。

本作は、戦闘機を操作して戦う3Dシューティングゲームだ。90年代のクラシックなレールシューティングゲームを現代的にアレンジした作品になるとのこと。『スターフォックス』シリーズのような、決められたコースを飛ぶタイプのフライトシューティングゲームになるのだろう。


本作のキャンペーンでは邪悪なるBaronの軍勢との戦いが描かれるそうで、海や砂漠、洞窟といったロケーションでのミッションが用意される。ミッション中にはコースが分岐することもあるようで、リプレイ性もありそうだ。ほか、ボス戦や謎のライバル部隊とのドッグファイトも展開されるという。

本作を手がけるのは京都に拠点を置くChuhai Labs。元任天堂でプログラマーを務めたGiles Goddard氏が2002年に設立したVITEI Backroomを前身としており、2020年にChuhai Labsとして再出発したスタジオだ。これまでには2Dゴルフアクションゲーム『Cursed to Golf』などを手がけてきた。

なおGiles氏は任天堂時代に『スターフォックス』の開発にも携わっていた人物。今回『Wild Blue』の発表にあたって、トレイラーの冒頭にちらりと登場しつつ「『スターフォックス』のたった1人の開発者で、『Wild Blue』も自分1人で作ってます」とジョークを述べている。もちろん両作ともにチームで開発されているだろう。とはいえ本作の開発にあたって、同氏の任天堂時代の経験も活かされるのかもしれない。

『Wild Blue』はPC(Steam)向けに開発中だ。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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