放置系チル縦長釣り堀ゲーム『Fishing The Abyss(フィッシング ジ アビス)』Steam版12月17日頃リリースへ。デスクトップの端で眺める、深い穴での落ち着いた釣りがパワーアップ

ウマー氏は12月12日、『Fishing The Abyss』Steam版を12月17日頃にリリースすると告知した。リリース時にはセールにて560円で購入可能となる予定。本作は深い荒れた釣り堀での釣りを眺める、放置系ゲームである。

ウマー氏は12月12日、『Fishing The Abyss(フィッシング ジ アビス)』Steam版を12月17日頃にリリースすると告知した。リリース時にはセールが予定されており、560円で購入可能。記事執筆時点でストアページ上では12月20日リリース予定となっているものの、ウマー氏のポストによると17日にリリース予定であるそうだ。

『Fishing The Abyss』は、深い深い荒れた釣り堀での釣りを眺める、放置系ゲームである。本作では小さなロボットが、荒れ果てた土地にある深い釣り堀で、釣り糸を垂らしている。ロボットは基本的に、ゲームを起動しているだけで謎の大穴から魚を釣り上げていく。本作はそうした釣りの様子を縦長の画面で眺める、放置系ゲームであるわけだ。

本作ではロボットが魚を釣り上げると、釣果としてポイントが獲得できる。ポイントによって糸の長さや、引き上げ速度、沈む速度、貯蔵可能なポイント量などが強化可能だ。本作では釣果のポイントが最大まで溜まっていると、ロボットは釣りを止めてしまう。そのため、作業やゲームの合間にポイントを消化しながら、釣りを眺めるかたちになる。

またロボットが釣りをしている大穴には、さまざまな魚が生息している。比較的浅い層にも、小さな魚から謎の巨大魚まで存在。深さが変わると生息する魚が変化するとともに、ドット絵で描かれた深い釣り堀の様子も様変わりしていく。釣り中には静かな雰囲気のBGMや、水やリールの巻き取り音なども含めてチルな雰囲気が流れている。ロボットの深い大穴での釣りは、ドット絵や音の表現によって、落ち着いた空気と共に繰り広げられるのだ。機能としては、図鑑や狙った深さで仕掛けを止める仕組みも存在。ポイントがいっぱいになったら知らせるアラートも用意されている。

本作を開発しているウマー氏は、フリーランスとしてドット絵を中心に手がける傍ら、趣味でゲームを制作しているクリエイターだ。本作はそんな同氏によるデスクトップアクセサリのような雰囲気ゲームとして、PC(itch.io)向けに10月9日公開。プレイヤーからは、チルな雰囲気や機械な魚が棲む深い穴の表現などが評価されてきた。

Steam版では、無料だったitch.io版からパワーアップを遂げているようだ。同氏のポストによると、Steam版ではある程度のウィンドウの縦幅の調整が可能。詳細は明かされていないものの、無料版から相当変わっているとのこと。無料版を遊んだプレイヤーが買っても無駄にはならない内容になっているそうだ。

『Fishing The Abyss』Steam版は、12月17日頃にリリース予定リリースセールにより、560円で購入できるという。また本作は、PC(itch.io)にて配信中だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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