火災監視員が主人公のアドベンチャー『Firewatch』、2つのゲームモードを追加してXbox Oneで発売へ。PC/PlayStation 4にも無料アップデートを予定


『Firewatch』のデベロッパーCampo Santoは公式ブログにて、同作に新たなゲームモードを追加したバージョンをXbox One向けに9月21日に発売すると発表した。『Firewatch』は主人公である森林火災の監視員ヘンリーがトランシーバーを片手に、上司のデリラとコミュニケーションを取りながら、ワイオミング州の広大な自然を探索していくミステリー作品だ

Rock, Paper, Shotgunの詳細な報道によれば、追加モードのひとつは「Audio Tour mode」だという。大自然の探索から一転して動物のハンティングを行えるほかに、小屋にあるヘッドフォンとウォークマンを使うことで大自然を歩きながらオーディオコメンタリーを聞くことができる。コメンタリーが録音されたカセットテープは100個以上もあり、それを見つけて聞くと、本作の開発の逸話などを知れるモードとなっている。

ふたつめは「free-roam mode」だ。こちらはメインストーリーの進行をなくし、最初からすべてのアイテムを利用可能な状態で自由な探索ができる。『Firewatch』の世界が好きなプレイヤーが、ストーリーの只中にいるプレッシャーから離れ、ハイキングや観光、旅行気分で探索できるようにしたとのこと。また、昼夜が切り替わるサイクルも加えられ、より生きた自然の中を歩けるようになる。

これらふたつのモードは、今年2月に発売されたPCとPlayStation 4版にも無料アップデートで追加される予定だ。本編でワイオミング州の自然を歩き、ヘンリーとデリラの物語を追いかけたあとの余韻を、追加モードで味わえるだろう。