『Fate/Grand Order(FGO)』にて新ミッション報酬で「聖杯25個」配布。今後のイベント開催も見据えてか、聖杯がいっぱい手に入る
FGO PROJECTは4月9日、『Fate/Grand Order(FGO)』にて「3100万DL突破キャンペーン」を開始した。新ミッションでは、合計で聖杯25個などが獲得可能となっている。

FGO PROJECTは4月9日、『Fate/Grand Order(FGO)』にて「3100万DL突破キャンペーン」を開始した。同キャンペーンでは、特別回数ログインボーナスとして聖晶石30個などが獲得可能。マスターミッションのエクストラミッションに追加された新ミッションでは、合計で聖杯25個などが獲得可能となっている。
『Fate/Grand Order』は、ラセングルが開発・運営、TYPE-MOONの奈須きのこ氏が総監督などを担当する、FateRPGだ。本作の舞台は、人類が2017年で絶滅すると証明された世界。プレイヤーは人理継続保障機関・カルデアに所属する人類最後のマスターとして、人類史を巡る旅へ出発。過去の英霊たちをサーヴァントとして呼び出し、特異点や異聞帯などでの過酷な戦いを繰り広げていく。システム面では、ターン制のバトルやいわゆるガチャシステムなどを搭載。2015年7月のサービス開始より、アップデートによってメインストーリーやイベント、新規サーヴァントなどが追加され続けてきた。

そんな本作にて、「3100万DL突破キャンペーン」が開始された。特別回数ログインボーナスでは、期間中に10日間ログインすると聖晶石30個などが獲得できる。デイリーミッションへの報酬追加や、マナプリズム/レアプリズム交換への期間限定アイテム追加、全曜日分の種火クエスト開放、強化の大成功/極大成功率2倍といった施策も実施中。システム関連では、霊基再臨画面などへの「霊基解放へ」ボタンの追加や、メインストーリーなどCG/ムービーが見られる機能も追加されている。
また同キャンペーンでは、マスターミッション内のエクストラミッションへ、新たにメインクエストの進行を条件とした恒常のミッションが追加。ミッション達成によって、合計で聖杯25個と伝承結晶25個が獲得可能となった。

ゲーム内の説明によると、本作における聖杯とは、あらゆる願いを叶えるという器。形而上のものを組み上げ、物質に変換する第三魔法の産物なのだという。ストーリー上でも聖杯は願いを叶える性質や、膨大な魔力リソースとして扱える点などから、重要な要素として登場。ゲームプレイにおいても、サーヴァントのレベル上限を引き上げる際などに使用する素材となっており、貴重なリソースとして扱われてきた。
今回のミッション追加では、そんな聖杯が一気に25個獲得可能になったわけだ。万能の願望機とも呼ばれる聖杯の価値は、『FGO』のゲーム内において下落傾向にある。2024年末にはアペンドスキル関連の対応で、プレイヤーによっては大量の聖杯がプレゼントボックスに送られてくるといった事態もあった。それでも、未だに入手手段の限られる聖杯は貴重。聖杯が一気に25個配られたことで、「聖杯25個」としてX(旧Twitter)上のトレンドに載るなど、話題となったわけだ。
なお2025年5月に登場予定のグランドグラフシステムでは、グランドサーヴァントの選出条件がLv100以上かつ全保有スキルLv10となっている。グランドサーヴァントを編成して挑む特別なバトルも順次開催予定。聖杯大量配布の背景には、ゲーム上聖杯による強化が必要なバトルの開催が迫っていることもあるのかもしれない。
『Fate/Grand Order』は、iOS/Android向けに配信中だ。また「3100万DL突破キャンペーン」は、4月30日12時59分まで開催予定。聖杯25個を含む新規ミッションは、恒常追加となっている。