FGO PROJECTは11月13日、『Fate/Grand Order(FGO)』にてアップデートを実施した。新イベント「ぶち壊せ! ミステリーハウス・クラフターズ ~星の鉱員と日の出の翼~」が11月13日20時スタート。ディレクターレターで告知されていた、解放済みのアペンドスキルを他アペンドスキルへ切り替えられる機能も実装されている。
『Fate/Grand Order』は、ラセングルが開発・運営、TYPE-MOONの奈須きのこ氏が総監督などを務める、FateRPGである。本作の舞台は、2017年に人類が絶滅すると証明された世界。人理継続保障機関・カルデアは、魔術・科学の区別なく研究者が集められた、人類の絶滅を防ぐ目的で設立された特務機関だ。
本作の主人公は、カルデアに所属するマスター候補中、数合わせに呼ばれた人物であった。しかし彼/彼女は、あるきっかけから人類最後のマスターとして、狂った人類史を正すことに。以降は過去の英霊たちをサーヴァントとして従え、未来を取り戻す旅を繰り広げている。ゲームシステムとしては、ターン制のバトルやいわゆるガチャシステムなどが搭載。2015年のリリースよりアップデートが継続されており、多数のメインストーリーやイベントで、多くの物語が展開されてきた。
本日11月13日19時より放送された「Fate/Grand Order カルデア放送局 ライト版」では、新イベント「ぶち壊せ! ミステリーハウス・クラフターズ ~星の鉱員と日の出の翼~」が、本日20時より開始予定だと明かされた。同イベントでマスターたちが微小特異点を訪れると、無秩序に繋がる部屋や先が見えない長い廊下が続く、不思議な作りの屋敷の中だった。マスターたちは謎の死霊や謎の爆発、謎の儀式など謎だらけの中、特異点解体任務をスタート。異様な構造の霊障建築(ミステリーハウス)をサーヴァントの破壊と想像能力(クラッシュ&クラフト)で切り開き、特異点の謎を解き明かすこととなる。ミステリーハウスを舞台とした、謎だらけのストーリーが繰り広げられるようだ。
本イベントのシナリオは、人狼ADV『レイジングループ』などを手がけてきた、シナリオライターのamphibian氏が担当。『FGO』では「虚数大海戦イマジナリ・スクランブル」のシナリオを務めた同氏が、シナリオを担当している点も特徴だろう。参加条件は、第2部第5章「Lostbelt No.5 神代巨神海洋 アトランティス 神を撃ち落とす日」のクリアとなっている。また新規サーヴァントとしては、まずイベント配布サーヴァントとして星4ランサーのヴァン・ゴッホ[マイナー]が登場する。また星5アーチャーのツタンカーメンが、聖晶石召喚に期間限定で新登場。迷宮つながりなのか、星1バーサーカーのアステリオスのバトルモーションおよび宝具演出のリニューアルもおこなわれている。
また11月13日のアップデートでは、新機能としてアペンドスキル切り替え機能が実装された。アップデート後、サーヴァント強化内に新しく「アペンドスキル切り替え」が登場。同機能によって入れ替えたいアペンドスキルを2つ選ぶと、選んだアペンドスキルの強化状態や解放状態が入れ替えられる。
アペンドスキルを巡っては、2024年8月のアペンドスキル追加発表により、SNS上などではプレイヤーから批判が集まっていた。事態を受けて、FGO PROJECTは対応方針や謝罪を含むディレクターレターを公開。お詫びとしての聖晶石120個の配布、サーヴァントコイン獲得数の増加などを実施してきた(関連記事1、関連記事2)。
今回のアップデートで追加された「アペンドスキル」についても、ディレクターレターで導入が告知されていた。同機能によって、サーヴァントコインを使用してアペンドスキルを強化している場合に、新しいスキルや状況にあわせたスキルへの切り替えが可能となったのだ。
『Fate/Grand Order』は、iOS/Android向けに配信中。新イベント「ぶち壊せ! ミステリーハウス・クラフターズ ~星の鉱員と日の出の翼~」は、11月13日20時より開催予定だ。