『Fate/Grand Order(FGO)』の「グランドグラフシステム」、5月21日に実装へ。好きなサーヴァントを、グランドサーヴァントに選べるように

FGO PROJECTは5月14日、『Fate/Grand Order(FGO)』にて5月21日に「グランドグラフシステム」を実装すると告知した。さらに同日よりセイバークラスの「冠位戴冠戦」が開幕する。

FGO PROJECTは5月14日、『Fate/Grand Order(FGO)』の最新情報を公開した。5月21日に、「グランドグラフシステム」が解放予定。あわせて、同日よりセイバークラスの「冠位戴冠戦」が開幕する。

『Fate/Grand Order』は、ラセングルが開発・運営を担い、TYPE-MOONの奈須きのこ氏が総監督などを務める、FateRPGである。本作の舞台は、人類が2017年に絶滅すると証明された世界だ。プレイヤーは人理継続保障機関・カルデアに所属するマスターの視点から、未来を取り戻す旅へ出発。人類最後のマスターとして過去の英霊たちと共に苦難に立ち向かう、人類史を巡る壮大な戦いが繰り広げられている。本作は2015年7月にリリース。アップデートによりメインストーリーやサーヴァントが追加されてきた。4月30日には「奏章Ⅳ 人類裁決法廷 トリニティ・メタトロニオス」が登場し、2部終幕へ向けた展開が進んでいる。

5月21日からは「グランドグラフシステム」の解放によって、特定の条件を満たした好きな所持サーヴァントをグランドサーヴァントへ選定可能になる。同システムによって選んだグランドサーヴァントは、特定のバトルで概念礼装に加えて絆礼装を装備可能。より強力な戦力として活躍できるそうだ。グランドサーヴァントへの選定条件は、Lv.100以上かつアペンドを含まない全保有スキルLv.10を達成していることとなっている。

本作の設定上におけるグランドサーヴァントとは、通常のサーヴァントとは異なる霊基をもって顕現した英霊である。メインストーリー上では冠位をもつ強力な英霊たちが、グランドサーヴァントとして登場。人理を守る時代最高の七騎が、人類悪に対するカウンターとして召喚されるのだという。設定上の扱いがどうなるのかはわからないものの、5月21日からは「グランドグラフシステム」により、Lv100以上かつスキルマックスの所持サーヴァントの中から、好きなサーヴァントをグランドに選べるわけだ。

5月21日からは、同システムの解放にあわせてセイバークラスの「冠位戴冠戦」が開幕する。「冠位戴冠戦」の一部バトルでは、対象クラスのグランドサーヴァントを編成し、対象クラスのサーヴァントのみで戦うのだという。クラスの制限もあり、これまでとは一味違った戦いが待っているのだろう。また5月21日に向けてゲーム内では、キャンペーンが実施中。セイバークラスのサーヴァント強化時の獲得経験値が2倍になるなど、開幕に向けてセイバークラスのサーヴァントを育成しやすくなっている。

『Fate/Grand Order』は、iOS/Android向けに配信中。「グランドグラフシステム」およびセイバークラスの「冠位戴冠戦」は、5月21日登場予定だ。また5月21日には、開幕にあわせて「Fate/Grand Order カルデア放送局 ライト版」の放送も予定されている。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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