アニプレックスは8月3日、『Fate/hollow ataraxia REMASTERED』の制作決定を発表した。対応プラットフォームは、Nintendo Switch/PC（Steam）。発表に合わせて、制作決定映像が公開されている。
オリジナルの『Fate/hollow ataraxia』は、TYPE-MOONが2005年にPC用として発売した、成人向けの伝奇ヴィジュアルノベルである。同作の冬木市では第五次聖杯戦争から半年後、なぜかサーヴァントたちが現界したまま、穏やかな日常を満喫していた。矛盾した毎日を誰も不思議と思っておらず、平穏な時間が繰り返されている。そんな中、衛宮士郎は何者かが聖杯戦争を再開しようとしていると考え、調査のために夜回りを始める。繰り返す4日間の昼夜で冬木市の平穏な日常と、もう一つの聖杯戦争が描かれていく。
同作でプレイヤーは4日間の午前と午後に、行き先を選んでキャラクターたちとのエピソードなどを体験。要素としてはいくつかのミニゲームも搭載されている。『Fate/stay night』の続編かつファンディスクとして、謎めいた状況に迫るストーリーや、賑やかな4日間が繰り広げられるのだ。製作スタッフとしては原画を武内崇氏、シナリオを奈須きのこ氏を含むメンバーが担当している。またオリジナル版のリリース後、全年齢向けのPS Vita版が2014年に発売。同バージョンにおいては、フルボイスに対応し、新規ムービーや新規ミニゲームなども収録されていた。
今回の発表では、『Fate/hollow ataraxia REMASTERED』の制作決定が明かされた。プレスリリースによると、Nintendo SwitchおよびSteam向けに開発されているとのこと。詳細については明かされていないものの、タイトルを考慮すると少なくともリマスター版となるのだろう。『Fate/stay night REMASTERED』に続いて、本作もNintendo SwitchとSteamで遊べるようになるわけだ。発売時期なども含めて、今後の情報に期待したい。
『Fate/hollow ataraxia REMASTERED』は、Nintendo Switch/PC（Steam）向けに開発中だ。
