田舎惑星農場シム『惑星開拓 – ファーランド』Steam向けに7月25日早期アクセス配信へ。辺境の星を開拓して燃料集め、太陽系を飛び回る


パブリッシャーのJanduSoftは7月9日、『惑星開拓 – ファーランド』について、Steam向けに7月25日に早期アクセス配信すると発表した。ストアページによると、日本語表示に対応するようだ。また公式サイトによると、本作は PS5/PS4/Nintendo Switch/Xbox Series X|S/Xbox One向けにも展開予定。

『惑星開拓 – ファーランド』は農場シミュレーションゲームだ。舞台となるのは宇宙の辺境にある惑星。主人公はライフスタイルを変えようと、バーゲン価格で売り出されていた、太陽系のはずれにある惑星を購入。購入した惑星は何年も前に打ち捨てられた農耕用のものだった。そしてアンドロイドを連れ立ち、オンボロの宇宙船に乗り込んで惑星に向かい、第二の人生を歩むこととなる。


惑星では、雑草を刈り取ったり、木を切り倒したりして農場とするスペースを確保する。そして土地を耕し、農耕をおこなう。畑で育てた作物を収穫して、燃料としたりするようだ。またゲームプレイではプレイヤーが行動するたびに画面下部にあるメニューのゲージが減っていくのが確認できる。こちらのゲージも適切に管理しつつ、惑星開拓することとなるのだろう。そうして燃料を集めれば、太陽系のほかの惑星にも向かうことができる。公開されている映像では、森や砂漠のような地域にまで足を運ぶことが可能なようだ。環境によって、手に入れられる資源も変わってくると思われる。

さらにそんな太陽系には少ないながらも住人がいる模様。住人とは交流することが可能。カエルのようなEddyや獣の少女と思しきSionaなど、種族もさまざまなようだ。交友を深めると、辺境の惑星に留まる理由や、彼らのストーリーに迫れるとのこと。


今回、そんな本作が7月25日に早期アクセス配信を開始されることが発表。早期アクセス配信期間は約1年から1年半を見積もっているようだ。またこの期間ではNPCとのロマンスシステムが追加される見込みのようだ。そのほか新たな3つの惑星など、さまざまな要素が追加予定とのことだ。

本作はスペインに拠点を置くゲーム開発者のJose Antonio Andujar氏とEric Rodríguez氏の共同プロジェクト(a collaborative project)とのことだ。このうちEric Rodríguez氏はボードゲーム『Growing Season』『Riverwood Town』を過去に手がけてきた人物。初めてのビデオゲームとして『惑星開拓 – ファーランド』の開発に挑戦するようだ。一方のAndujar氏がCEOを務めるJanduSoftはこれまでさまざまなゲームを手がけてきたデベロッパー/パブリッシャー。本作でもその知見が活かされ、Rodríguez氏の開発をサポートするのだろう。

惑星開拓 – ファーランド』は7月25日、PC(Steam)向けに早期アクセス配信予定だ。また公式サイトによると、PS5/PS4/Nintendo Switch/Xbox Series X|S/Xbox One向けにも発売される予定。