自給自足レストラン経営ゲーム『Farm to Table』発表。材料は裏庭や海から“産地直送”、レストラン&農場の二刀流運営シム

indieGiantは7月24日、農場とレストランを経営するシミュレーションゲーム『Farm to Table』をSteam向けに発表。本作は日本語表示に対応する予定だ。

デベロッパーのindieGiantは7月24日、レストラン経営シム『Farm to Table』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。ストアページの表記によると、ゲーム内は日本語表示に対応予定だ。

本作は農業シムとレストラン経営が融合したゲームだ。プレイヤーは裏庭で耕作したり動物を育てたりして、食材をすべて自力で生産。自給自足のレストランを運営する。

『Farm to Table』ではとある島に土地を買ったシェフとして、いちからレストランを築いていくことになる。買った土地には何もなく、ただ雑草が生えているのみ。まずは草を刈り、テーブルと最低限の設備を設置して、青空レストランとしてやっていくことになるようだ。島にはお客さんになりうる人々が歩いており、ひとまず開店すれば寄っていってくれる様子。

そして本作では原則食材を仕入れることはなく、すべて自力で手に入れる必要があるという。自然豊かな島にはベリーやキノコなどが育っており、ボートをこぎ出せば魚も釣れる。そして自分の土地では畑で作物を育てたり、ニワトリや牛を飼うことができる。手に入れた食材は加工もでき、たとえば小麦は料理に使う前に製粉する必要があるほか、牛乳をバターにしたりすることも可能だそうだ。

食材が集まったら、もちろん調理することになる。トレイラー動画では、キノコを切り刻んだあとフライパンで炒めてソテーにしたり、石窯でパイのようなものを作っているシーンが存在。さまざまなメニューが用意されるとのことで、いろんな調理器具を使った料理が楽しめるようだ。手の込んだ料理ほど、お値段も高くできるようである。

お金が貯まれば、レストランを改造していくことが可能。壁や床を作って青空レストランから脱出し、自由にお店をデザインしていくことができるという。忙しくなってきたらスタッフを雇い、経営規模を拡大することも。また食材とは関係なく、ネコなどのペットを飼うことも可能という。そうして自由にレストランを経営し、地産地消を追求しながら島暮らしを楽しむことになるようだ。

本作を手がけるindieGiantはトルコ・イスタンブールに拠点を置くゲームスタジオだ。少人数でゲーム開発をおこなっており、現在のメンバーは4人とのこと。過去にはローグライトアクション『Survivors of the Dawn』を制作。同作はSteamユーザーレビューにて、約76%が好評とする「やや好評」ステータスを獲得している。本作『Farm to Table』は、そんな同スタジオの2作目になるとのこと。バトルがメインだった前作からは打って変わって、本作は平和な雰囲気の作品。作風は異なるが、スタジオのモットーとしては常に過去作より面白いゲームを作ることを目指しているという。

『Farm to Table』はPC(Steam)向けに配信予定。配信時期はまだ未定だ。ストアページの表記によると、ゲーム内は日本語表示に対応予定。

Akihiro Sakurai
Akihiro Sakurai

気になったゲームは色々遊びますが、放っておくと延々とストラテジーゲームをやっています。でも一番好きなのはテンポの速い3Dアクションです

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