宇宙農業ライフシム『惑星開拓 – ファーランド』Steamにて「圧倒的に好評」スタート。銀河の片隅でエイリアンらとスローライフ、“今後の可能性感じる”と期待の声集まる
パブリッシャー/デベロッパーのJanduSoftは7月24日、『Farlands(惑星開拓 – ファーランド)』の早期アクセス配信を開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、日本語表示に対応している。本作はさっそくSteamユーザーレビューにて「圧倒的に好評」ステータスを得るなど、好調なスタートを切っている。
『Farlands』は宇宙を舞台とする農場シミュレーションゲームだ。都会で働いていた主人公はライフスタイルの変化を求め、安く売りに出されていた辺境の惑星を購入。近くの星に住む住人たちと交流しながら、自らの農場を経営する。
主人公が購入した星は放棄されていたため、まずは手入れをおこなう必要がある。鎌や斧といったツールを使ってあたりをきれいにして、畑を耕していく。作物の種は惑星を訪れる行商人から買うことが可能。定期的に水をやれば生長し、収穫して売ることができる。
舞台となるのは辺境の太陽系とのことであまり発展はしていないが、人が住むほかの惑星も存在。プレイヤーは宇宙船を使い、住人が集まる町などを訪れることができる。住人はいわゆる人間風の見た目の人物のほか、トカゲやカエル、ネコに似た見た目の住人など、個性豊かなキャラクターが登場する。彼らと交流を深めつつ、銀河の田舎暮らしを楽しむ。
また太陽系には、ほとんど人がいない未知の星なども存在している。プレイヤーはこうした星を訪れ探索することが可能。星の動物を捕まえて生態系を調査したり、ダンジョンを探検したりすることができる。一方、星はそれぞれ昼夜の長さが違い、その星は明るくても農場のある星の日付はもう変わっているといったことが起こりうる。畑の手入れを忘れないように農場時間の時計を確認しつつ、宇宙を探索していくことになる。
そんな本作は7月24日よりSteamにて早期アクセス配信が開始された。ユーザーレビューでは本稿執筆時点で、約570件中97%が好評とする非常に高い好評率で「圧倒的に好評」ステータスを獲得。レビュー内容では『Stardew Valley』などほかの農場シムにゲームプレイをなぞらえつつ、宇宙を舞台とする本作の世界観を評価する声が見られる。早期アクセス配信が始まったばかりということもあり、現時点のコンテンツ量は控えめとしながらも、ユニークな惑星の登場など今後の発展に期待する声が多く寄せられている。
なお本作の早期アクセス期間は1年ほどを予定。現時点では、まだ本作のコアシステムの多くが実装されていない状態であるという。今後アップデートを通じて住人とのロマンスや家のデコレーションなど、新要素を追加していく予定とのこと。酸素の供給が必要な新たな惑星なども追加予定だそうだ。またNintendo Switch/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One向けに配信する予定もあるという。
『Farlands(惑星開拓 – ファーランド)』はPC(Steam)向けに早期アクセス配信中だ。価格は税込1400円で、ゲーム内は日本語表示に対応している。また現在リリース記念セールがおこなわれており、8月8日まで10%オフとなる税込1260円で購入可能だ。