世界創造・観察ゲーム『ファンタジーマップシミュレーター』発表、Steamで9月4日早期アクセス配信へ。“デスクトップ壁紙化”で放置ゲーム風にも遊べる架空歴史見守りシム


デベロッパーのThe Strangerは8月4日、『ファンタジーマップシミュレーター』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、9月4日に早期アクセス配信開始予定。ストアページ表記によると日本語表示に対応予定で、にて配信開始される見込みだ。本稿執筆時点では体験版が配信されており、一部日本語表示に対応している。

本作は、架空の世界での国々の興亡を見守るシミュレーターだ。プレイヤーは真っ新な世界に大陸を造形・生成し、架空の国々を配置。それぞれの国が争い合うのを眺め、勢力図の変化を観測する。


『ファンタジーマップシミュレーター』の国にはそれぞれ、連邦制や共和国制といった政治体制や漁猟・遊牧・海洋といった民族の生活様式の特徴、侵略が得意か防戦が得意かといった国家の特性などが備わっている。また国家間の友好・敵対関係などもステータスとして表示されており、さまざまな側面を踏まえつつシミュレーションがおこなわれているようだ。またプレイヤーは領土拡大や攻撃といった、それぞれの国の行動に介入することも可能だ。

また本作には「壁紙モード」として動作させられる機能が用意されている。同モードでは、ゲームをデスクトップ画面の壁紙のようにすることが可能。作中世界の情勢は通常モードと同じく変化していくため、作業などの合間に動向を観察する放置ゲームのような楽しみ方もできるだろう。

本作のSteamストアページでは現在体験版も配信中。体験版では700年分の歴史を辿ることが可能だ。また体験版では生成される国名を「東洋ファンタジー」「西洋ファンタジー」「World II」から選択可能。実在の国の名前を含むかどうかといった、生成される国名の傾向を変えられるようだ。


なお9月4日の早期アクセス配信開始時には、経済・文化・宗教のシミュレーションのほか、より多くの歴史イベントやセーブ機能などが実装される予定だそうだ。ちなみに体験版では一部テキストが日本語に翻訳されているものの、不自然な翻訳や簡体字の国名なども散見される。そうした点のブラッシュアップも期待されるところだろう。

『ファンタジーマップシミュレーター』は、PC(Steam)向けに9月4日に早期アクセス配信開始予定だ。